カペラS
カペラSの穴馬探し
「カペラS」の穴馬探しをお届けします。
カペラSは、12月8日(日)にG1裏開催となる中山で行われるダート1200mの重賞レースです。短距離ダートのタフな舞台として注目を集めるこのレースについて、ポイントを基に有力馬と軽視すべき馬を整理していきます。
ポイント1:ハイペースでも差し届かず、先行馬が有利
中山ダート1200mは、ペースが速くなりがちで、前傾ラップが多い舞台です。それでも、最近のカペラSでは先行馬が粘り込む傾向が強く見られます。
データ
- 近7年の好走馬21頭のうち、3角地点で6番手以内にいた馬が13頭。
- 昨年は、4角先頭と2番手のテイエムトッキュウ・チェイスザドリームがそのままワンツー。
- 馬連122倍の高配当が生まれました。
この傾向は、ダート短距離オープンの全般的なトレンドでもあり、馬の能力向上や砂質の変化が背景にあると考えられます。
ポイント2:中7週以上のレース間隔が空いた馬は苦戦
過去16年間の好走馬48頭中、42頭が「前走から中6週以内」の詰まったローテーションで挑んでいました。
- 昨年も、中3週の参戦だった穴馬チェイスザドリームが2着に好走。
- 仕上がりの早い馬や使い込まれた馬が有利なレースです。
該当馬(軽視馬)
中7週以上の間隔が空いた9頭:
- ガビーズシスター
- クインズメリッサ
- サンライズアムール
- ジレトール
- スターターン
- タイセイブレイズ
- テイエムトッキュウ
- ハコダテブショウ
- リベイクフルシティ
ポイント3:前走JBCスプリント組が優勢
短距離ダートG1であるJBCスプリントを前走で使った馬は高い複勝率を誇ります。
データ
- JBCスプリント組の複勝率は43%(2.4.3.12)。
- 近10年の中では最も高い成績を残しています。
該当馬(注目馬)
- チカッパ
ポイント4:牝馬は苦しい
近10年のデータでは、牡馬・セン馬と比べて牝馬の成績は大きく見劣りします。
データ
- 牡馬・セン馬:複勝率20%(10.9.9.110)。
- 牝馬:複勝率10%(0.1.1.19)。
ポイント5:前走大敗馬は厳しい
近10年の「前走が2ケタ着順だった馬」の成績は、0勝1着2回のみと振るいません。
データ
- 出走47頭中、複勝率7%(0.1.2.43)。
- 前走の着順が大敗だった馬は軽視するのが妥当です。
ポイント6:内枠が有利
1番枠の成績は(2.2.1.5)で、複勝率50%とかなり優秀。強い馬が集まるレースゆえ、ロスの少ない内枠が活きる形です。
注目馬と軽視馬
注目馬
- チカッパ(ポイント3:前走JBCスプリント出走)
軽視馬
中7週以上のレース間隔が空いた馬(ポイント2):
- ガビーズシスター
- クインズメリッサ
- サンライズアムール
- ジレトール
- スターターン
- タイセイブレイズ
- テイエムトッキュウ
- ハコダテブショウ
- リベイクフルシティ
まとめ
カペラSは、ハイペースでも前残りが多いレース傾向が続いています。また、詰まったローテーションの馬やJBCスプリントを使ってきた馬が有利です。一方、牝馬や前走大敗馬、中7週以上間隔の空いた馬は厳しい結果になりがちです。
注目馬と軽視馬を整理し、高配当を狙える穴馬探しにぜひお役立てください!