ホープフルステークス2024はアスクシュタインが勝つ
ホープフルステークス2024は、2歳馬の年内最終決戦となるG1レースです。今年の勝利予想馬は、アスクシュタインです。
アスクシュタインが勝つ理由
- ポイント1に該当する大型馬
アスクシュタインは前走時の馬体重が490キロ以上で、G1格上げ後の好成績条件に当てはまります。大型馬特有のパワーが必要とされるタフな年末馬場に適性が高い点が注目されます。 - 夏デビュー馬としての安定感
アスクシュタインは6月デビュー馬で、夏期デビュー馬の複勝率31％という圧倒的な実績を持つグループに属しています。この安定感が勝利への大きな武器となるでしょう。
ホープフルステークスのポイント解説
ポイント1: G1格上げ後は馬格が必要
近7年の馬体重別成績を診てください。
- 490キロ以上: 複勝率31％（3.4.5.27）
- 490キロ未満: 複勝率13％（4.3.2.59）
このように、大型馬が圧倒的に有利な成績を収めています。昨年も、1・2番人気の馬が馬券圏内に入りましたが、13番人気のサンライズジパング（馬体重512キロ）が3着に食い込むなど、大型馬の活躍が目立ちます。
該当馬（前走490キロ以上）:
- ジュタ
- ジュンアサヒソラ
- ヤマニンブークリエ
- アスクシュタイン
- クロワデュノール
- マジックサンズ
- リアライズオーラム
ポイント2: 前走距離の影響
G1格上げ後の前走距離別成績は以下の通りです。
- 1800m: 複勝率24％（6.2.2.31）
- 2000m: 複勝率15％（1.4.4.52）
前走2000mを走った馬の成績が意外と低調で、同距離を経験してきた馬が不振の傾向にあります。一方で、前走1800m組は複勝率24％と安定しており、特に単勝系の馬券で狙いやすいグループとなっています。
ポイント3: キングマンボ系とノーザンダンサー系が穴を開ける
G1格上げ後、4番人気以下で馬券圏内に入った9頭の血統は以下の通りです。
- キングマンボ系
○キングズレイン、ドゥラエレーデなど - ノーザンダンサー系
★ジャスティンパレス、ラグルフなど
父または母父がキングマンボ系またはノーザンダンサー系に属する馬が活躍しています。これらの血統背景を持つ馬が、穴を開ける可能性が高いです。
ポイント4: G1格上げ後は格が必要
近7年の前走レース格別成績は以下の通りです。
- 重賞・オープン: 16頭
- 1勝クラス: 4頭
- 未勝利・新馬: 1頭
G1格上げ後、新馬・未勝利戦を前走で使った馬は複勝率わずか3％（0.0.1.29）と苦戦が続いています。前走が重賞またはオープン戦だった馬が有力です。
ポイント5: 2勝以上の馬が優勢
G1格上げ後、勝利数別の成績を診てください。
- 2勝以上: 複勝率36％（4.7.5.28）
- 1勝以下: 複勝率8％（3.0.2.58）
勝利数が2勝以上の馬が圧倒的に優勢で、成績面でも安定しています。
ポイント6: 関西馬が優勢
G1格上げ前（2009年〜2016年）は関東馬が優勢でしたが、G1格上げ後は関西馬が活躍しています。
- 関西馬: 複勝率23％（6.6.3.50）
- 関東馬: 複勝率14％（1.1.4.36）
関西馬は地元阪神での朝日杯フューチュリティステークスを回避して、中山へ遠征してくるケースが多く、勝負気配が高い傾向にあります。
該当馬（関西馬）:
- アスクシュタイン
- クロワデュノール
- マジックサンズ
- リアライズオーラム
ポイント7: 夏デビュー馬が奮闘中
G1格上げ後の近7年で、6〜7月デビュー馬の複勝率は31％（5.2.6.29）と他のデビュー時期に比べて圧倒的です。
**該当馬
