ユニコーンステークス2025|AIで読み解く穴馬候補とは?

5月6日(土)、京都競馬場で行われる3歳限定ダート重賞「ユニコーンステークス」。東京ダービーへの登竜門として、例年以上に気合の入ったメンバーが揃うこの一戦。舞台は昨年から京都ダート1900mに移り、傾向も大きく様変わりしました。

ここでは、その「京都元年」となった昨年の結果を中心に、注目すべき6つのポイントから穴馬を探していきます。


ポイント1:昨年は東のジョッキーでワンツースリー

最もインパクトが強かったのが、関東所属ジョッキーによる上位独占。昨年の1〜3着騎手は三浦、横山和、戸崎。出走16頭中、関東騎手騎乗馬はわずか5頭でしたが、そこからまさかのワンツースリー決着。

特筆すべきは、同日には東京で京王杯スプリングカップという重賞もあったにもかかわらず、3歳ダート重賞のために西下した関東騎手たち。その勝負気配の高さが表れた結果だったといえるでしょう。

今年の該当馬:クレーキング(レーン/関東所属)

今年も京王杯スプリングカップと同日の施行。関東からあえて京都へ乗りに来る騎手の意図を汲むことが重要です。


ポイント2:昨年は前にいた馬がオール壊滅

昨年から「東京ダービーの優先出走権」が1着馬に与えられるようになったことで、レースの様相は一変。各陣営が本気で獲りにくる中、ペースが速まり、前に行った人気馬たちは沈没。

逃げた4番人気馬、番手の2番人気馬が揃って着外に敗れ、差してきた馬たちが上位を占める結果に。

今年も似た構図のメンバーが揃いそうで、差し決着が再現される可能性は大。京都ダート1900mでは異質とも言える流れを想定しておく必要があるでしょう。


ポイント3:昨年は500キロ以上の馬でワンツースリー

昨年の上位3頭はいずれも馬体重500キロ超。500キロ未満だった7頭は全て掲示板外という極端な傾向を示しました。

このデータは、京都ダート1900mが見た目以上にタフで、パワー型の大型馬が優勢という事実を裏付けます。特に東京ダービー出走権をかけたガチンコ勝負となる今のユニコーンステークスでは、馬力の優劣がハッキリと成績に表れる傾向にあると言えます。


ポイント4:昨年は中6週以上の馬でワンツースリー

詰まった間隔でも対応できそうなダート馬ですが、昨年の傾向からは意外な結果が見て取れました。中6週以上空けた馬が上位を独占し、人気・実力に関係なく詰まったローテーションの馬は苦戦。

タフな流れに対応するには、しっかりと立て直して臨むことが重要。中6週以上という余裕をもったローテの馬には注目しておきたいところです。


ポイント5:ナダル vs ドレフォン、注目の種牡馬構図

京都ダート1900mの舞台で好成績を残している種牡馬に注目すると、ナダル産駒が複勝率67%(1.0.1.1)と抜群の成績。ドレフォン産駒も【6.5.5.18】で複勝率47%を記録し、存在感を放っています。

昨年もドレフォン産駒の好走に言及されましたが、その流れは今年も継続中。加えてナダル産駒は複勝回収率でもトップ水準。京都ダート1900mという舞台の性質上、スピード・パワー・スタミナをバランス良く兼ね備えたこの2系統は侮れません。

今年の該当馬:
ヴィリアリート、テスティモーネ、ナンヨーパワフル、ヒルノハンブルグ、クレーキング

中でもクレーキングは、ポイント1とポイント5の両方に該当する唯一の存在。血統背景と鞍上の気配がともに高評価な一頭として要マークです。


ポイント6:前走の位置取りに注目すると…

京都ダート1900mでは、前走での位置取りがレース結果に強く反映されます。前走4角で5番手以内につけていた馬が、今走で上位に食い込む率が高く、5〜7番手までなら複勝率も25%以上と堅調。

しかし、8番手以降になると複勝率は18%、11番手以降では13%にまで落ち込み、勝利数も明らかに減少。

昨年のユニコーンステークスも差し決着でしたが、2着馬・3着馬は前走では5番手・3番手通過。つまり、「差してきた」といっても、前走からそれなりに前につけていた馬が、機動力を発揮しての差しだったということです。

直線だけで一気に巻き返す脚質の馬は割引。前走でもある程度前にいたかどうか、ここは見逃せない判断材料になります。

AI予想:勝ち馬候補3選

ユニコーンステークスの過去傾向、そして2025年出走馬の特徴を踏まえ、AIが導き出した勝ち馬候補は以下の3頭です。それぞれの選出根拠を明確に解説します。


クレーキング(6枠8番)

本レースにおけるAI本命はこの馬。まず「ポイント1」に該当し、鞍上は関東所属のレーン騎手。わざわざ関東から西下しての参戦という点で、勝負気配は極めて高いといえます。

さらに「ポイント5」の血統面でも注目で、ナダル産駒として京都ダート1900mと相性の良い父系に該当。この舞台で複勝率67%という成績は圧倒的で、展開が向けば突き抜けるだけの下地は整っています。

唯一のダブル該当馬という点からも、軸としては最有力候補です。


ヒルノハンブルグ(6枠9番)

クレーキングに続く対抗格がこの馬。父はドレフォンで、「ポイント5」に該当。複勝率47%、さらに複勝回収率106%と、人気薄でも結果を出すタイプが多いのが特徴です。

また、前走である程度の位置取りができていたならば、差し有利の流れにもしっかり対応可能。大型でパワー型のタイプが多いドレフォン産駒は、タフな京都ダート1900mにおいて底力を発揮します。

枠順も6枠と理想的で、揉まれずに運べれば十分勝ち負け。


テスティモーネ(7枠11番)

3番手にはテスティモーネを推奨。こちらも「ポイント5」該当のドレフォン産駒で、タフな京都のダート適性が高い系統です。

注目すべきは7枠という外めの好枠。昨年のユニコーンSも差し決着だったように、外からプレッシャーをかけずに進める馬が台頭しやすい傾向があり、この馬の枠と脚質はマッチします。

また、馬体重が500キロ以上あれば「ポイント3」の大型馬傾向にも合致してくる可能性があり、最終追い切りや馬体発表に注目です。


今年のユニコーンステークスは、血統・鞍上・展開予測の3点がカギ。中でもクレーキングは、条件面・意気込みともに抜群で、AI本命として最も推奨される1頭です。

独自の穴馬選びを配信するメルマガ登録はこちら

穴馬情報を毎週配信しています!

▼注目の穴馬情報 メルマガ登録はこちらから▼

1lejend.com/stepmail/kd.php?no=ciozbGo

競馬のご質問がございましたらお気軽にメッセージを下さい!!