エンプレス杯の穴馬探し

エンプレス杯(JpnII)は3月4日(木)に川崎ダ2100mで行われる牝馬のJRA交流重賞です。当レースのポイントをお伝えします。

【ポイント1】1番人気と6番人気以下

過去5年の人気別の成績です。
1番人気の複勝率は、過去10年に遡っても100%です。

1番人気 (3.1.1.0) 複勝率100%
2番人気 (1.0.1.3) 複勝率 40%
3番人気 (0.0.1.4) 複勝率 20%
4番人気 (1.1.0.3) 複勝率 40%
5番人気 (0.1.0.4) 複勝率 20%
6番人気以下 (0.2.2.31)複勝率 11%

⇒20年・19年は8番人気が2着、18年・17年は6番人気が3着に入っています。

複勝率は低いですが、過去5年で馬券になった15頭中4頭が6番人気以下。
ここを見極められれば高配当も狙えるレースです。

★マルシュロレーヌが1番人気濃厚。
6番人気以下に20年ナムラメルシー、19年ブランシェクールのような地方馬がいるか、チャックしたいところです。

【ポイント2】6歳以下で決まる

過去5年の年齢別の成績です。

4歳 (2.1.3.12)複勝率33%
5歳 (1.2.0.15)複勝率17%
6歳 (2.2.1.12)複勝率29%
7歳超(0.0.1.6) 複勝率14%

⇒人気の一角であるプリンシアコメータは8歳。
昨年も出走して1着から1.0秒差の4着に敗れています。
TCK女王盃は58kgで3着でしたが、今回も3着で押さえる程度でよさそうです。

サルサディオーネも7歳。
エンプレス杯は過去3年連続の出走で3着→7着→11着と順位を下げています。
報知グランプリカップからの中2週も厳しそうです。

【ポイント3】TCK女王盃で好走

→過去5年、馬券になった15頭中7頭が、年明けにTCK女王盃を使っていました。

前走が年明けだった馬が12頭、それ以外の3頭はすべて12月のクイーン賞です。

⇒今年はTCK女王盃の1着~4着馬が揃って出走しています。

【ポイント4】地方馬

当然JRA所属馬が強いですが、このレースでは地方馬も善戦しています。
好走した4頭すべてが、年明けにTCK女王盃を使っていました。

ナムラメルシー 2着 TCK女王盃5着
ブランシェクール2着 TCK女王盃9着
ラインハート 4着 TCK女王盃3着
ポッドガゼール 4着 TCK女王盃4着

⇒今年はTCK女王盃を使ってきた地方馬はいません。
ポイント3のとおり、JRA馬が揃っており、地方馬は厳しいでしょう。

【ポイント5】フレンチデピュティが強い

→エンプレス杯はフレンチデピュティの血を持つ馬が強いレースです。
過去4年、馬券になった12頭中4頭にフレンチデピュティの血がありました。

さらに、同舞台の川崎ダ2100mで行われる関東オークスにもその傾向があります。

下表はエンプレス杯と関東オークスで馬券になったフレンチデピュティの血がある馬です。

エンプレス杯・フレンチデピュティ1

エンプレス杯・フレンチデピュティ2

⇒今年の出走馬でフレンチデピュティの血があるのは、マルシュロレーヌ、レーヌブランシュ、グランデストラーダです。

以上5点を鑑みたうえで、買い目の参考にしていただけると幸いです。


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