CBC賞の穴馬探し
「CBC賞」の
穴馬探しをお届けします。
次週末からの3週は
小倉・福島・函館の
3場開催。
毎年中京で行われている
夏競馬前半の西の開催が
今年は「小倉開催」と
なります。
CBC賞も、今年は
小倉でのイレギュラー施行。
なお、今夏の小倉は
来週から3週行われた後
五輪・猛暑対策のため
3週間の「中休み」。
その後、8月14日から
また4週行われます。
さっそく、
小倉で行われる
今年のCBC賞の
ポイントをお伝えします。
【ポイント1】
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→今年は「小倉」の
開幕週に施行される
CBC賞。
そこで、昨夏の小倉の
「開幕週+2週目」に
行われた芝1200m戦の、
まずは枠別の成績を
診ていただきましょう。
1・2枠 複勝率16% 4.3.2.46
3・4枠 複勝率21% 5.3.4.46
5・6枠 複勝率23% 2.4.8.47
7・8枠 複勝率16% 5.6.2.68
「開催の序盤」の
芝1200m戦と聞くと、
どうしても内枠有利と
思いがち。
小回り平坦ローカルの
小倉なら尚更です。
ところが、昨年の夏は
違いました。上記の
ように「内枠と外枠」が
不調だったのです。
昨夏は、開幕前に
「成育状態の不備」が
アナウンスされていた
小倉の芝。
ですから、外枠不利は
コース形態ゆえとしても
内枠馬がこれほどまで
不振だったのは、その
芝の成育不備の影響も
あったのだと思います。
ただ、今年は中休みが
あるとはいえ7週の
ロングラン開催ですから
芝の状態も違うはず。
硬めに作ったハズです。
「成育状態の不備」の
アナウンスも「やや
不揃い」程度の表現。
となるとセオリー通り、
序盤の小倉1200mでは
内・中枠の馬を優先的に
狙うべきとなるのではと
診ます。ただ、外枠馬は
やはり少し割引でしょう。
【ポイント2】
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→昨夏の小倉の
「開幕週+2週目」に
行われた芝1200m戦の
ハイライトと言えば…。
福永騎手が、なんと
パーフェクト連対を
達成したコトです。
8月15日 05R 2着
8月15日 06R 1着
8月15日 09R 1着
8月22日 01R 2着
8月22日 05R 1着
8月23日 02R 1着
8月23日 07R 2着
8月23日 09R 2着
8月23日 11R 1着
9戦して(5.4.0.0)。
この中には7番人気や
8番人気での勝利も
含まれており、
単回収率433%、
複回収率220%という
凄まじさでした。
ちなみに、その前年…
2019年の夏の小倉の
序盤2週の芝1200mでも
福永騎手は(1.3.2.4)、
複勝率60%でした。
今回も福永騎手は
参戦予定。彼の騎乗馬を
推奨扱いするか否かは
ともかく、馬券内には
組み入れておくほうが
いいでしょう。
【ポイント3】
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→昨夏の小倉の
「開幕週+2週目」に
行われた芝1200m戦に
おける、前走距離別の
成績を診てください。
前走1300m上
複率21% 3.3.6.43 単回208% 複回86%
前走1200m
複率19% 7.8.5.87 単回30% 複回37%
前走1150m下
複率08% 1.0.0.11 単回17% 複回11%
このように、前走で
1300m以上を使い、
今回距離短縮してきた
馬の「回収率」が優秀。
4番人気以下の馬だけで
診ると、前走1300m上を
使ってきた馬が、最も
多く馬券に絡んでいます。
(6頭)
要は、距離短縮馬が
「穴」を空けていた
昨夏序盤の小倉1200m、
というワケです。
【ポイント4】
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→昨夏の小倉の
「開幕週+2週目」に
行われた芝1200m戦に
おいて、追込策の馬は
(0.1.3.33)複率11%。
唯一2着に走った馬も
3番人気の実力馬でした。
やはり夏序盤の小倉の
しかも芝1200m戦では、
程々の位置につけられる
馬でないと、どうしても
厳しくなります。
【ポイント5】
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→ここからは施行場に
関連性が薄いデータに
ついてお伝えします。
なお、2011年と昨年は
阪神で行われています。
その他の年は中京施行。
近10年の馬齢別成績を
診てください。3歳馬が
全滅。4歳馬も平凡な
アベレージです。
3歳 複勝率 0% 0.0.0.15
4歳 複勝率17% 1.1.1.15
5歳 複勝率35% 7.5.4.30
6歳 複勝率18% 2.2.5.40
7歳上 複勝率 7% 0.2.0.28
【ポイント6】
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→近10年の当レースの
前走レース別の成績は
下記のとおり。前走で
G1、G2の格上重賞を
使ってきた馬が好調。
意外に(?)格が効く
レースです。
G1G2重賞 複勝率31% 4.5.4.29
G3重賞 複勝率11% 0.1.0.8
オープン特別 複勝率13% 5.2.4.74
3勝クラス下 複勝率22% 1.2.1.14