NHKマイルCの穴馬探し
「NHKマイルC」の穴馬探しをお届けします。
次週末から、5週連続の東京G1開催がスタート。
NHKマイルCは5月9日(日)に東京マイルで行われる、3歳限定G1です。
さっそく当レースのポイントをお伝えします。
【ポイント1】一昨年も昨年も炸裂。
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→まず近10年の当レースの東西別成績を診てください。
下記のようにほぼ互角。
関西馬 複勝率18% 7.5.7.88
関東馬 複勝率15% 3.5.3.62
しかし、近10年で馬券圏に好走した30頭のうち「前走から騎手が乗り替わった馬」に注目すると、ハナシはかなり変わってきます。
近10年の好走馬30頭のうち「前走から騎手が乗り替わった馬」は全部で下記12頭でしたが、そのうち、じつに11頭が関西馬だったのです。
一昨年の2・3着馬も、昨年の1・2・3着馬もコレに該当していました。
12年2着 アルフレ ☆ 松岡→ウィ 3番人気
14年2着 タガノブ ★ 川田→三浦 17番人気
14年3着 キングス ★ 浜中→蛯名 12番人気
16年3着 レインボ ★ 内博→福永 12番人気
18年1着 ケイアイ ★ 戸崎→藤佑 6番人気
18年2着 ギベオン ★ バル→デム 2番人気
18年3着 レッドヴ ★ デム→岩田 9番人気
19年2着 ケイデン ★ 北友→石橋 14番人気
19年3着 カテドラ ★ シュ→アヴ 7番人気
20年1着 ラウダシ ★ 武豊→デム 9番人気
20年2着 レシステ ★ 武豊→ルメ 1番人気
20年3着 ギルデッ ★ 岩田→福永 6番人気
★=関西馬
☆=関東馬
要は
「近10年のNHKマイルCで好走した馬」30頭の内訳は下記のようになります。騎手が乗り替わった関西馬が一番よく馬券に絡んでいる、というワケです。
★騎手が乗り替わった関西馬 11頭
☆騎手が乗り替わった関東馬 1頭
—————————–
騎手が替わらなかった関西馬 8頭
騎手が替わらなかった関東馬 10頭
しかも、★騎手が乗り替わった関西馬の11頭は、人気薄の馬が多い。
11頭中9頭が6番人気以下。
つまり、前走から騎手が乗り替わった関西馬=当レースであまり人気にならない事が多いものの、人気以上に当レースでしばしば爆走しているので要注目、ということ。
もともと力のある関西馬が近況は様々な要因でくすぶっていたものの、鞍上のスイッチで新味が出て快走しやすいG1、というコトなのでしょうか。
G1で騎手の乗り替わりが「プラス材料」として捉えられることはあまり無いですがこのレースに限っては、全然違います。穴狙いの方は、この点に注目してみるのも一興。
【ポイント2】逃げて好走する馬には好走パターンがある |
→近10年の当レースで
「逃げた馬」は(3.1.1.5)。
ハイペースになりがちなタフなレースでこれほど逃げ馬が好成績なのは不自然にも思えますが、馬券圏に好走した5頭の血統プロフィールを診れば思わず納得です。
12年/逃げて1着 カレン(1番人気)ダイワメジャー産駒
14年/逃げて1着 ミッキ(1番人気)ディープ産駒
16年/逃げて1着 メジャ(1番人気)ダイワメジャー産駒
17年/逃げて3着 ボンセ(6番人気)ダイワメジャー産駒
20年/逃げて2着 レシス(1番人気)ダイワメジャー産駒
上記5頭のうち4頭がダイワメジャー産駒。
上記5頭のうち4頭が1番人気。
つまり「パワー」をじゅうぶんに備えているダイワメジャー産駒なら当レースの厳しい流れに耐えて逃げ粘ることが可。
また「実力の高さで押し切る」こともできる実力馬=1番人気馬なら逃げ粘ることが可。
逆に言えば、そんなプロフィールに該当する馬でないと、なかなか逃げは決まらないタフなレースという事なのです。
【ポイント3】前走「重賞」経由馬が圧倒的に優勢 |
→単純なハナシですが傾向クッキリですので取り上げます。当レースは前走で重賞を使ってきたか非重賞を使ってきたかで下記のように「明暗」が大きく分かれます。
近10年の「前走別」の成績を診てください。
重賞を前走で使ってきた馬が圧倒的に優勢。
前走重賞 複勝率19% 10.8.10.122
前走非重賞 複勝率 7% 0.2.0.28
ただ「前走非重賞」で馬券圏に好走した2頭は、ともに超・人気薄の馬でした(下記)。
14年2着 タガノブルグ 17番人気
17年2着 リエノテソーロ 13番人気
ダメもとで大穴ヒモを狙いたい!という方は前走非重賞組に注目する策も一興なのかもしれません。
【ポイント4】特に近年は内枠有利ではない |
→近10年の枠別成績を診てください。
やや外枠が優勢です。
1・2枠 複勝率13% 1.2.2.35
3・4枠 複勝率15% 3.1.2.34
5・6枠 複勝率23% 3.2.4.31
7・8枠 複勝率17% 3.5.2.50
注目は1・2枠の成績がもっとも低調なこと。
近年のこの時期の東京の芝が「内有利になっていない」ことが、この現象を生んでいるのではないでしょうか。
ともあれ「内枠だから有利」と思い込まないことが大事でしょう。
【ポイント5】「距離延長馬」が不振 |
→近10年の前走距離別の成績を診てください。
前走でマイルより短い距離を使っていた馬の成績がかなり不振です。
前走1400m以下 複勝率 8% 1.2.0.36
前走1600m 複勝率16% 7.2.6.81
前走1800m以上 複勝率27% 2.6.4.33
「距離ぶん以上のスタミナ」が必要とよく言われるのが東京マイル戦ですが、その傾向を分かりやすく示しているのが当データと言えるでしょう。
【ポイント6】デピュティミニスター系がよく走るレース |
→NHKマイルCは父or母父系がデピュティミニスター系の馬の好走が多いG1です。近8年で、下記7頭の該当馬が馬券圏に好走。
13年1着 ☆ マイネルホウ 10番人気
13年2着 ★ インパルスヒ 6番人気
15年1着 ★ クラリティス 3番人気
15年3着 ☆ ミュゼスルタ 3番人気
16年3着 ☆ レインボーラ 12番人気
17年1着 ★ アエロリット 2番人気
18年2着 ☆ ギベオン 2番人気
★=父デピュティミニスター系
☆=母父デピュティミニスター系
当系統の出走数じたい、さほど多くないですから上記のようなペースで該当馬が走っているのは特筆すべきと言えます。
しかも上記7頭の好走馬中、
「1番人気」はゼロ。
上記以前の2007年に好走したピンクカメオや2001年に好走したグラスエイコウオーらも「超穴馬」でした。穴を探したい方にとっても、当項目は要注目点です。
デピュティミニスター~フレンチデピュティ~クロフネへと続く筋=もともと東京芝1600m・1800m戦で強い筋。
しかもNHKマイルCは締まった流れになります。
好走するためにパワーが相当要ります。ですから、スピードと共にダート的なパワーを存分に備えているデピュティミニスター系の血が活きるのでしょう。
【ポイント7】キャリア8走超の馬が不振 |
→近10年の「キャリア別」の成績を診てください。8走をすでに超えている馬の
成績が低調です。
7走以下 複勝率20% 9.9.9.107
8走以上 複勝率 7% 1.1.1.43
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