ハイセイコー

(1970年3月6日生 – 2000年5月4日没）日本の競走馬。父はリーディングサイアーを獲得したチャイナロック　母は公営競馬で16勝したハイユウ　母父カリムという血統。
1970年代の日本で社会現象と呼ばれるほどの人気で日本競馬史上初のアイドルホース、第一次競馬ブームの立役者となった。デビューから大井競馬場で6連勝し、その後中央競馬でも連勝を重ね「地方競馬の怪物」と言われた。
初戦でいきなり大井競馬場1000メートルのコースレコードを更新すると瞬く間に6連勝、常に2着馬に7馬身以上の大差での圧勝。あまりにも強すぎて、大井競馬場の観客が減ったと言われている。中央に移籍すると「地方の怪物中央競馬に殴りこみ！」とマスコミに取り上げられ12万人以上の大観衆の中、1973年弥生賞、皐月賞も優勝。これで全国に人気が広がり「東京 ハイセイコー様」で郵便が届くほど有名になった。引退時にはレコード会社が「さらばハイセイコー」という歌を出し（増沢騎手が歌った）、オリコン4位までなったという。その他1973年弥生賞、皐月賞、1974年中山記念、宝塚記念等優勝。1984年、顕彰馬に選出。