根岸Sの穴馬探し
【ポイント1】関東馬が全く好走していない
→近10年の根岸Sの
東西所属別・成績を
診てください。
関西馬 複勝率20% 9.10.10.91
関東馬 複勝率 4% 1.0.0.26
地方馬 複勝率 0% 0.0.0.10
関西馬が優勢な重賞は
たしかに多いですが、
これほど極端に関東馬が
不振のレースも珍しい。
何せ、近10年で関東馬が
たった1頭しか馬券に
絡んでいないのです。
(2018年の勝ち馬・
ノンコノユメ)
もともとダート短距離=
他のジャンル以上に
関西馬が強い分野ですが、
しかもダート1400m戦が
京都・阪神・中京の各場で
行なわれているコトで、
関西馬にとってはほとんど
根幹距離のような存在に
なっている事も、当レースで
このような傾向が現れている
遠因の一つと診ています。
【ポイント2】関西馬が穴をあけるレース
→【ポイント4】の続きの
ハナシになりますが、
ですから当レースでは
穴も当然「関西馬」が
よくあけています。
近10年の当レースで
7番人気以下で3着以内に
好走した7頭=全て関西馬。
12年 トウショウカズン 関西馬 2着 9番人気
13年 セイクリムズン 関西馬 3着 10番人気
14年 ノーザンリバー 関西馬 2着 8番人気
15年 アドマイヤロイヤル 関西馬 3着 15番人気
16年 グレープブランデー 関西馬 3着 10番人気
20年 スマートアヴァロン 関西馬 3着 9番人気
21年 ワンダーリーデル 関西馬 2着 10番人気
上記以前の2011年も
ダイショウジェットという
関西馬が、10番人気で
3着に快走しています。
【ポイント3】速い上がりを使えないと苦しい
→【ポイント2】で
記したように根岸Sは
ダートにしては珍しい
「差し勝負」戦。かつ、
直線の長い東京コース。
ですから、当レースは
ダートでは珍しい
上がり勝負になります。
近10年の根岸Sにおける
「上がり3F」順位別の
成績を診てください。
上がり1位 複勝率82% 5.2.2.2
上がり2位 複勝率70% 3.1.3.3
上がり3位 複勝率31% 2.1.1.9
上がり4位以下 複勝率 8% 0.6.4.113
ですので最近のレースで
速い上がり脚をしっかり
使えていた馬は当然、
狙いどころとなります。