クイーンCの穴馬探し
「クイーンC」の穴馬探しをお届けします。
クイーンCは
2月12日(土)に
東京で行われる
3歳牝馬限定の
マイル重賞です。
土曜施行の一戦ですので
早速、このレースで
大切なポイントについて
ご紹介しましょう。
【ポイント1】距離延長馬が大不振
→近10年の、前走の
距離別の成績を診て
ください。
前走1500m以下 複勝率 5% 0.1.0.18
前走1600m 複勝率23% 7.9.10.86
前走1800m以上 複勝率22% 3.0.1.14
このように「前走が
1500m以下」だった
距離延長馬が大不振。
昨年も3番人気の
リフレイムが
当傾向に該当して
13着に沈みました。
さすがは距離分以上の
スタミナが必要と
よく言われる東京芝。
しかも当レースの場合、
まだ体もデキていない
3歳早期牝馬による
一戦ですから、前走で
短めの距離を使っていた
ようなスプリント志向の
強い馬では、そもそも
厳しくなるのでしょう。
【ポイント2】キャリアが多すぎる馬では苦しい
→近10年の当レースの
キャリア別・成績を
診てください。
キャリア5走超の馬が
ほとんど走れていません。
キャリア1走 複勝率24% 0.2.2.13
キャリア2走 複勝率21% 2.1.3.23
キャリア3走 複勝率38% 6.5.1.20
キャリア4走 複勝率18% 2.1.3.28
キャリア5走超 複勝率 8% 0.1.2.34
明け3歳2月の時点で
もうすでに5走を
消化している=
典型的な早熟タイプと
判断されたからこそ
早々に使い込まれてきた、
ということ。
クラシックを睨む
本格派の出走も多い
近年の当レースでは、
そんな馬はさすがに
苦しくなります。
【ポイント3】とにかくクロフネ
→クイーンCでは
父or母父にクロフネの
血を持つ馬が走ります。
父クロフネ馬は
通算(1.2.1.5)。
母父クロフネ馬は
通算(2.1.0.2)。
足せば(3.3.1.7)。
複勝率50%の優秀さ。
2019年は
母父クロフネの
クロノジェネシスが勝ち
2着にもクロフネ産駒の
ビーチサンバが好走。
いかにもの結果でした。
2020年は、
父or母父にクロフネの
血を持つ馬が不在も、
母がクロフネの妹・
ミスパスカリだった
ミヤマザクラを推奨。
すると、やっぱり
勝ちました。
(昨年は該当馬も、
極めて近い血を
持っていた馬も不在)
クロフネ自身も
クロフネの産駒も
東京の芝マイルで
活躍してきましたが、
当レースも例外では
ないのです。
父or母父にクロフネの
血を持つ馬だけでなく
一昨年の勝ち馬のように
「クロフネと縁の深い
血を持つ馬」に注目する
ことが当レース的中の
近道となっています。