キーンランドCの穴馬探し

「キーンランドC」の
穴馬探しをお届けします。

キーンランドCは
8月28日(日)に
札幌芝1200mで
行われる短距離重賞。

スプリンターズSへの
ステップレースです。

さっそく当レースの
ポイントをお伝えします。

 

【ポイント1】牝馬が強い

→近10年(函館開催の
13年除く/11年~)の
当レースの性別成績は
下記のとおりです。
ダブルスコアで牝馬優勢。

牡セン 複勝率15% 3.6.5.82
牝   複勝率28% 7.4.5.41

元々、牝馬が牡馬と
互角に走れるのが
短距離戦。

しかも当レースは
気性が細やかな牝馬に
とって有難い滞在での
出走が叶うレースですし
夏に強いのも牝馬。

つまり「牝馬が走れる
状況」が数多く揃って
いるレースですので
これほど大きな成績差が
現れているのでしょう。

【ポイント2】3歳馬が大不振

→軽い斤量の3歳馬は
短距離戦で非常に有利。

これが競馬の定説ですが
当レースに限ると3歳馬の
成績が良くありません。

近10年の(函館開催の
13年除く/11年~)の
当レース出走全馬の
馬齢別成績は下記の通り。

3歳  複勝率17% 2.2.0.19
4歳  複勝率39% 4.3.4.17
5歳  複勝率21% 3.3.3.33
6歳上 複勝率10% 1.2.3.54

前述したように
キーンランドCの
メンバーのレベルが
近年はかなり高いため、
経験不足の3歳馬では
いくら斤量有利でも
厳しいのかもしれません。

 

【ポイント3】今夏の札幌芝1200mで好調な調教内容は…

→札幌芝1200m戦の
今開催の全出走馬の、
最終調教コース別成績を
診てください。

函館ウッド  複勝率23% 6.4.9.63
函館芝コース 複勝率50% 2.0.1.3
函館ダート  複勝率 0% 0.0.0.2
——————————
札幌芝コース 複勝率25% 1.2.0.9
札幌ダート  複勝率18% 6.8.2.75

このように、
追い切ったコースが
札幌でも函館でも
「芝コース」で
追い切った馬の
複勝率が好況です。

そして、
札幌のダートコースで
追い切った馬が低調。

これは「いつも通りの
札幌の調教傾向」では
ありますが、今開催も
同じような傾向が現れて
いるというコト。

「芝コース」で
追い切った馬を
優先的に評価し、
見当たらなければ
函館ウッド追いの馬を
優先評価。この感覚で
診たいところです。

 

【ポイント4】関西馬が断然強い

→近10年の(函館開催の
13年除く/11年~)の
東西所属別の成績は
下記の通り。関西馬が
圧倒しています。

関西馬 複勝率23% 6.9.6.69
関東馬 複勝率15% 4.1.4.52

ただ「6番人気以上」の
穴馬で診れば、馬券圏に
好走した頭数は
関東馬4頭、関西馬4頭。
ですから「穴」を狙う
場合は東西にこだわらず
狙うのが妙策となります。