オールカマーの穴馬探し
「オールカマー」の
穴馬探しをお届けします。
オールカマーは
9月25日(日)に
行われる伝統の
古馬G2重賞です。
今年は好メンバーが
揃いました。さっそく、
オールカマーで
勘案すべきポイントに
ついてお伝えします。
【ポイント1】意欲的に追ってきた関西馬に注目?
→近5年の当レースの
最終追い切りの場所別の
成績を診てください。
栗東
馬ナリ 複勝率 0% 0.0.0.5
強め一杯 複勝率50% 2.2.3.7
——————————
美浦
馬ナリ 複勝率12% 1.2.0.22
強め一杯 複勝率25% 2.1.2.15
このように傾向クッキリ。
注目は栗東で強め一杯に
追ってきた関西馬です。
複勝率断然トップですが
好走した7頭の人気順は
1・2・3・3・4・5・6と
妙味も連れてきています。
複勝回収率105%。
関西からの遠征を控えた
状況でも意欲的に強めに
追ってきた関西馬に
要注目の一戦と言えます。
また、関東馬でも同様に
強め一杯が優勢ですから
東西を問わず脚色自体に
カギがあるレースなのかも
しれません。
【ポイント2】夏フル稼動馬が近年は苦戦
→近年の当レースでは、
夏にフル稼動していた
馬が苦戦傾向です。
2011年以降(新潟施行の
14年除く/以下同)の
近10年で、夏フル稼動馬=
6~9月に3走以上していた
馬は18頭が出走。
しかし馬券に絡んだのは
僅か2頭しかいません。
サマーシリーズ最終戦と
位置づけられている
京成杯SCやセントウルSと
違って、オールカマ-は
「夏競馬の続き」的な
位置付けのレースでは
ありません。
しかも
オールカマーじたいの
メンバーレベルも最近は
かなり上がっています。
今年は特にそうです。
秋を見据えた強い馬が
始動戦にココを選択する
ケースも増えました。
ゆえに、特に近年は
「夏競馬フル稼動馬」が
その勢いを持ち込んで
オールカマーに続戦しても
通じづらくなっていると
いうワケです。
【ポイント3】8枠が大不振
→近10年の「枠別」の
成績を診てください。
8枠だけが圧倒的に
不振です。
1枠 複勝率43% 1.5.0.8
2・3枠 複勝率20% 2.3.1.24
4・5枠 複勝率28% 2.1.6.23
6・7枠 複勝率20% 4.0.3.28
8枠 複勝率10% 1.1.0.19
しかも、8枠で馬券に
絡んだ2頭はともに
上位人気馬。ですから
8枠の馬に「穴提供」を
望むのは辛いレース、
とも言えます