フェアリーSの穴馬探し

「フェアリーS」の
穴馬探しを
お届けします。

フェアリーSは、怒濤の
新年開催ラッシュの
最終日…1月9日(月祝)に
中山マイルで行われる
明け3歳牝馬のG3重賞。

早速、フェアリーSの
レース傾向を幾つか
お伝えしましょう。

なお、一昨年は
会員様に推奨した
「推奨馬」の
ホウオウイクセルが
8番人気2着に快走。

昨年も、人気でしたが
「推奨馬」の
スターズオンアースが
堅く2着に好走。

ここ2歳続けて
一応の「結果」が
出ましたので
今年も、昨年までの
当欄で用いた内容を
引き続き使いつつ、
話を進めていきます。

【ポイント1】
関西馬が苦戦

→関東の重賞レースでも
今や珍しい傾向?と
言えるかもしれません。

近10年の東西所属別・
成績は下記のとおり。
関西馬が苦戦傾向です。

関西馬 複勝率10% 0.2.1.26
関東馬 複勝率21% 10.8.9.104

【ポイント2】
最終調教の
上がりタイムに注目?

→近3年の当レースに
おける「最終調教の
上がり時計」別の
成績を診てください

12.7秒以上 複勝率  6% 0.1.0.15
12.6秒以下 複勝率25% 3.2.3.24

このように明暗明確。
最終調教のコースに
関わらず、上がりが
掛かっていた馬が、
全く走れていません?

このフェアリーSの
レースじたいは
「上がり特化戦」では
ないのですが、
調教ですらこの程度の
終い脚を使えていない
ようでは、そもそもの
能力的に厳しいという
事なのかもしれません。

【ポイント3】
ミスプロが「穴」を
つれてくるレース

→近年の当レースの
重要なポイントです。

近8年の当レースで
「6番人気以下」の
人気薄で馬券圏に
好走した穴馬11頭の
血統を診てください。

15年1着 ノットフォーマル  父○  11番人気
15年2着 ローデッド           8番人気
16年2着 ダイワドレッサー  母父○ 10番人気
16年3着 ダイワダッチェス  父 ○   7番人気
17年1着 ライジングリーズン 母父○ 10番人気
17年3着 モリトシラユリ           7番人気
18年2着 スカーレットカラー 母父○   6番人気
18年3着 レッドベルローズ  母父○   7番人気
20年2着 チェーンオブラブ  母父○   7番人気
21年1着 ホウオウイクセル  父○    8番人気
21年3着 べッラノーヴァ           6番人気
22年3着 ビジュノワ-ル           7番人気

○=ミスプロ系。
上記のように12頭のうち
8頭に○印が付きました。

このように
フェアリ-Sは
「父または母父が
ミスプロ系の馬」が
穴をたくさんあける
レースなのです。

フェアリーSは、
今の時期の3歳牝馬に
とってはタフな流れ&
舞台での一戦。

そんな厳しいレースで
好走するためには、
一定のスピードと共に、
それを維持する礎となる
パワーが必要。

たとえば
ダートの前傾ラップでも
平気で走れるような
「パワー」要素が有効に
なってきます。

ゆえに、まさにそんな
レースに強いパワー筋の
ミスプロの血を太めに
持っている馬が、やや
力で劣っていても
好走できている…という
ことなのでしょう。