「東海S」の 穴馬探し
「東海S」の
穴馬探しを
お届けします。
東海Sは
1月22日(日)に
中京ダート1800mで
行われるG2重賞。
フェブラリーSへの
重要な前哨戦です。
早速、東海Sの
レース傾向を幾つか
お伝えしましょう。
なお、今回の当欄で
ご紹介する各データは
1月に中京で行われた
2013~2019年+
2021~2022年の
「計9年」の東海Sの
結果を集計したものです。
【ポイント1】前走G1経由馬が好アベレージ
→「計9年」出走全馬の
前走クラス別・成績を
診てください。
地方 複勝率36% 2.2.1.9
—————————
中央G1 複勝率38% 3.3.3.15
中央G2 複勝率 0% 0.0.0.1
中央G3 複勝率19% 0.2.1.13
中央OP 複勝率11% 3.2.3.64
中央条件戦 複勝率29% 1.0.1.5
このように、前走で
中央のオープン特別を
使ってきた馬が不振。
逆に前走G1を走った馬の
成績が非常に優秀です。
ちなみに「地方」で
好走した5頭の内訳は
東京大賞典3頭、
名古屋グランプリ1頭、
クイーン賞1頭。つまり
全て12月の重賞です。
当レースは1ケ月後の
フェブラリーSを目指す
G1級も出走してくる
別定の好メンバー戦。
ですから、前走で
オープン特別を使って
いたような、そもそも
格下の馬では単純に
力の元値的に苦しく、
逆にG1を経由してきた
格上馬の地力がそのまま
通じやすいのでしょう。
また前走地方からの
転戦馬なら、太目が
残りづらいという点で
12月の重賞レースを
使ってきた馬に利が
ある一戦と言えます。
【ポイント2】距離延長組はかなり苦しい
→「9年間」の
全馬の距離別成績を
診てください。
前走から
距離延長 複勝率15% 0.0.2.11
距離短縮 複勝率17% 3.2.0.24
同距離 複勝率22% 6.7.7.72
このように複勝率が
大きく変わるワケでは
ありませんが延長組は
「連対ゼロ」で、かつ
複勝率も最低ですから
この組が最も不振と
言っていいでしょう。
中京ダート1800m=
距離ぶんのスタミナは
必要な舞台ゆえ前走で
少しでも短めの距離を
志向したような馬では
苦しいのかもしれません。
【ポイント3】明け5歳馬が異常に強い
→「9年間」の
出走全馬の馬齢別・
成績を診てください。
このように5歳馬の
成績が非常に優秀です。
次いで4歳馬。
4歳 複勝率25% 1.1.2.12
5歳 複勝率34% 5.3.3.21
6歳 複勝率15% 1.1.4.35
7歳超 複勝率13% 2.4.0.39。