大塚騎手、所属の木村哲也調教師をパワハラ提訴

デビュー3年目の大塚海渡騎手が、所属厩舎の木村哲也調教師の度重なる暴言、暴行のパワーハラスメントで精神的苦痛を負ったとして、同調教師に850万円余りの損害賠償を求める訴訟を水戸地裁土浦支部に起こしたことが12日、わかりました。父の哲郎さんと代理人の弁護士がリモートで記者会見して明らかにしました。

会見によると、大塚騎手は木村調教師から頭部を殴打されるなどの暴行を継続的に受けたということです。うち2件について5日に茨城県警稲敷署に被害届を提出しました。

第1回口頭弁論は20日に開かれる予定です。JRAは「警察による捜査中の事案でもあるので、現時点ではコメントを差し控えたい」としています。