笠松競馬関係者ら、所得隠しの指摘

笠松競馬に所属する騎手や調教師、その知人ら約20人が、計3億円超の申告漏れを指摘されていたとわかりました。
うち約2億円は騎手や調教師が他人名義で購入し、的中馬券の配当金から外れ馬券などの経費を差し引いた利益で、自身の所得として申告しておらず、所得隠しと認定されました。
騎手、調教師らは親族や知人の口座を借りて馬券購入サイトに登録し、配当金の一部を手数料として渡した残りを得ていたとみられます。
他に10人ほどの調教師らが、人件費や競走馬の餌代を水増しして所得計約1億円を圧縮したとして、申告漏れを指摘されたもようです。