クイーンCの穴馬探し
「クイーンCの穴馬探し」をお届けします。
クイーンCは2月13日(土)に東京マイルで行われる3歳牝馬の重賞です。
さっそく当レースのポイントをお伝えします。
なお、昨年は2番人気で勝ったミヤマザクラを会員様に手堅く単独推奨しました。
昨年の予想プロセスが正解だったと言えますので昨年に用いた予想法もあえて引き続き用いつつ進めていきます。
【ポイント1】とにかくクロフネ
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→クイーンCでは
父or母父にクロフネの血を持つ馬が走ります。
父クロフネ馬は通算(1.2.1.5)
母父クロフネ馬は通算(2.1.0.2)
足せば(3.3.1.7)、複勝率50%の優秀さで、クロフネの血を持つ馬の半分が馬券に絡んでいます。
一昨年も母父クロフネのクロノジェネシスが勝ち、2着にクロフネ産駒のビーチサンバが入ったいかにもの結果でした。
昨年は、父or母父にクロフネの血を持つ馬が不在でしたが、母がクロフネの妹・ミスパスカリだったミヤマザクラを推奨。
すると、やっぱり勝ちました(笑)。
クロフネ自身もクロフネの産駒も、東京の芝マイルで活躍してきましたが、当レースも例外ではないのです。
父or母父にクロフネの血を持つ馬だけでなく、昨年の勝ち馬のように「クロフネと縁の深い血を持つ馬」に注目することが当レース的中の近道となっています。
クロフネはヴァイスリージェント系の血統です。
今年も昨年と同様に、父or母父にクロフネの血を持つ馬が不在なので、ヴァイスリージェントの血を持つ馬を狙うとよさそうです。
クロフネは芝のNHKマイルC、ジャパンカップダートとG1を2つ勝っています。
同じく、安田記念やマイルCS南部杯など、芝ダート問わなかったアグネスデジタルを狙うのもよさそう。
この時季は春のシーズンとは違って時計がかかるので、ダートに適性もある程度は必要になってくるからです。
・ヴァイスリージェント⇒アカイトリノムスメ
・アグネスデジタル⇒インフィナイト
【ポイント2】距離延長馬が大不振
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→近10年の、前走の距離別の成績を診てください。
前走1500m以下(0.1.0.21) 複勝率 5%
前走1600m (7.9.10.85)複勝率23%
前走1800m以上(3.0.1.12) 複勝率25%
このように前走距離が「1500m以下」だった距離延長馬が大不振。
馬券になった31頭中30頭は、前走1600m以上のレースに出走していました。
距離分以上のスタミナが要ると言われる東京芝。しかも当レースの場合、まだ体もデキていない3歳早期牝馬による一戦。
ゆえに、前走で短めの距離を使っていたようなスプリント志向の強い馬では、そもそも厳しくなる面があるのでしょう。
今年は京王杯S2歳Sで1番人気に推されたリフレイムなどが該当します。
【ポイント3】関西馬の天下
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→当レースの東西別の近10年の成績を診てください。
関西馬 複勝率32%(4.3.3.21)
関東馬 複勝率19%(6.7.8.90)
関東馬の方が馬券になった数は多いですが、馬券になる率では関西馬が圧倒しています。
この時期に、東京に遠征して当レースをわざわざ使いにくる関西の3歳牝馬=オークスやNHKマイルも見据えて(コース・輸送に対する)練習的に使ってくる馬もけっこう多いですが、要は今からG1を見据えているほどの素質の高い関西牝馬がやってくるというコト。
「地元だから使う」馬も多い関東馬とは、陣営の意識も、馬自身の素質も違う事が多くこのような成績差に現れている、と診ています。
【ポイント4】逃げた馬が3着に残る
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→近10年の逃げた馬は(1.0.3.6)。3着には、それほど人気のない馬もけっこう残っています。
2019年3着ジョディー(7番人気)
2018年3着アルーシャ(7番人気)
2016年3着メジャーエンブレム(1番人気)
2013年3着ジーニマジック(8番人気)
今年はエイシンヒテンが逃げそうです。
【ポイント5】キャリアも重要
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→近10年の当レースのキャリア別・成績を診てください。キャリア6走超の馬がほとんど走れていません。
キャリア1走 (0.1.2.13)複勝率19%
キャリア2走 (2.1.3.21)複勝率22%
キャリア3走 (5.5.1.20)複勝率36%
キャリア4走 (2.2.2.25)複勝率19%
キャリア5走 (1.1.2.14)複勝率22%
キャリア6走超(0.0.1.25)複勝率 4%
今年の出走馬で、6走超しているのはエイシンヒテンのみです。
ポイント4に該当しましたが、逃げ残るのは厳しいかも知れません。
以上5点を鑑みたうえで買い目を決めていただけるとよいと思います。