第44回 名古屋大賞典

断然人気が濃厚なクリンチャーですが印を下げる理由は特に見当たりません。

前走の佐賀で1秒7差のレコード駆けをした反動がどうかだけですが、前走で目一杯に走らせた感じは全く無いですし、今回も相手はかなり楽。
そして輸送距離も短かくなります。何か予想外のアクシデント的なコトが起こらなければ堅軸。恐らく大丈夫でしょう。

問題は相手選び。このメンバー構成ですと1、2点に絞らなければいい利益は出ません。

バンクオブクラウズの若さと能力は魅力ですが、淡々と走るタイプ。
しかもかなり大きめのフットワークですから、小回り1周半コースよりも東京の2100m戦などがマッチするイメージ。
ココは意外に追走に苦しむ可能性もあります。

ならばロードブレスしか選択肢は無くなります。川崎記念は相手が強靱で仕方ナシ。
今回は相手が2枚落ちますし、2着に好走した浦和記念の時と比べても1枚落ちです。
自らの前に何頭か行かせて早めに捕えにいく競馬が好適の馬ですから今回のメンバー構成、コース、想定される展開の全てがベストマッチの印象。
能力的にも、適性的にも、アタマ逆転があるとすればコレではないでしょうか。

●水曜 名古屋大賞典 推奨馬●
クリンチャー  (堅軸)
ロードブレス  (アタマ逆転も)