ピンクカメハメハ、レース中に急性心不全で急死

今年のサウジダービーを制したピンクカメハメハが、20日東京のユニコーンステークスに出走したものの、競走中に急性心不全となり、急死しました。

好スタートから好位を取りましたが、スタートして500メートル付近の向正面で徐々に内側に寄れ始め、内ラチに衝突するように転倒して、競走中止となりました。

同馬は昨年7月に芝の新馬戦を快勝し、その後は勝ち星には見放されたものの、初めてダート戦に挑んだ2月のサウジダービーを勝ちました。続くドバイのUAEダービーは10着で、この日が帰国初戦でした。

 

なお、鞍上の北村宏司騎手は落馬して、馬場の内側に投げ出されました。JRA広報によると、意識はあるものの、右足を痛がっており、東京・府中市内の病院に搬送されたとのことです。

(2021/06/22追記)

北村宏司騎手は右足骨折と診断されました。