チューリップ賞の穴馬探し
チューリップ賞は3月6日(土)に阪神マイルで行われる桜花賞トライアル。
1~3着馬には4月11日に行われる桜花賞への優先出走権が与えられます。
土曜施行ですのでさっそく当レースのポイントをお伝えします。
【ポイント1】関東馬が大奮闘
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→チューリップ賞のキモは、もしかするとコレかもしれません。
近10年出走馬の東西所属別・成績を診てください。関東馬がかなり奮闘しています。
関東馬(4.3.1.10)複勝率44%
関西馬(6.7.9.94)複勝率19%
昨年も、関東馬のマルターズディオサが4番人気で勝利。
そもそも、関東馬はここ10年で18頭しか出走していないのに、そのうち8頭が馬券に絡んでいるのです。
驚異のハイアベレージ。
関東でも桜花賞へのトライアルが組まれていますが、そんな地元のレースに目もくれない関東馬が注目なのです。
チューリップ賞は桜花賞本番とまったく同じ舞台のレース。
あえて手間ヒマかけて遠征してくるのは、実力面も適性面でも関西馬と互角以上にやれる資質を持っているいう事でしょう。
⇒今年の関東馬はタイニーロマンスのみです。
【ポイント2】前走マイルが最適
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→タイトルどおり。
前走「マイル」出走馬が「マイル以外」出走馬を圧倒しています。
前走マイル (8.9.10.61)複勝率31%
前走マイル以外(2.1.0.45) 複勝率 6%
当該距離への慣れが見込めるというコトも当然大きいですが、それ以上に桜花賞はマイルのG1。
その大目標に向かう実力馬ほどマイル戦を近況でしっかり使われており、そんな実力馬がココで堅調に走っているという事なのでしょう。
⇒人気になっている馬では、シャーレイポピーの前走が紅梅S(中京ダ1400m)。
【ポイント3】ハ-ツクライ産駒が快調
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→当レースにこれまで7頭出走で(0.2.1.4)、複勝率43%です。
今年はシャドウエリスが該当。母パールシャドウもこの時季の重賞に多数出走しています。
ウインバリアシオン産駒ならバリコノユメがいますが、こちらは血が薄く厳しいでしょう。
【ポイント4】条件馬が馬券に絡む
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→チューリップ賞が今の新・阪神コースで行なわれるようになった近14年のうち、13年で条件馬の最低1頭は馬券に絡んでいます。
16年はラベンダーヴァレイ、17年もミスパンテールが好走してともに好配提供。
条件馬=「今回のチューリップ賞で3着以内に入り優先出走権を取らないと、桜花賞出走が賞金的に厳しい」状況です。
そんな「崖っぷち馬」の今回のトライアルに賭けるモチベーションこそが好走の要因となっている、ということなのでしょう。
このような崖っぷち馬は総じて人気が低めですから、馬券的にも格好の「狙い目」と化しているのです。
⇒賞金が足りているのはメイケイエールのみです。
逆に言えば、メイケイエールが馬券圏外になることはほぼないでしょう。
【ポイント5】内枠不振、外枠好調
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→もともと枠の有利不利が少ない阪神マイルですが、当レースでは外枠の馬のほうが好成績です。
近10年の枠別の成績を診てください。1・2枠の内枠が不振、7・8枠の外枠が好調。
1・2枠(1.2.0.22)複勝率12%
3・4枠(2.1.5.24)複勝率25%
5・6枠(3.2.2.31)複勝率18%
7・8枠(4.5.3.29)複勝率29%
繊細な牝馬ですから、内枠発進から包まれたり揉まれたりするよりも、多少の距離ロスはあっても外枠からコースの外めをスンナリ回ってくるほうが走れるのかもしれません。
⇒人気になっている馬では、タガノディアーナが8枠12番。
前走1800mのつばき賞を好走、多少の距離ロスは問題なさそうです。
以上5点を鑑みたうえで、買い目の参考にしていただけると幸いです。