羽田盃の穴馬探し

第66回 羽田盃 南関東S1重賞 大井1800m (29日木曜・20時10分発走)

 

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3頭の推奨馬を
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南関東3歳(牡馬)の1冠目。JRAで言えば「皐月賞」に当たるレースです。大井では、当レースの前日に「牝馬2冠目」の東京プリンセス賞が行われました。

 

JRAで言えば皐月賞とオークスが同じ週に行われるようなものですが南関東の場合、決して珍しい日程ではありません。

この日程を利用して強い3歳牝馬が牝馬2冠を戦ってから牡馬2冠目の東京ダービーに挑んでくるケースもあるほどです。

 

さて、今年の羽田盃はかなりの混戦模様。

 

最重要前哨戦の京浜盃が王道路線を歩んできた馬ではなく、別路線組+転入初戦馬のワンツーで小波乱決着となった事で今回の羽田盃の展望を難しくしている感じです。

 

京浜盃では、そのワンツーした2頭をダブルで推奨馬に指名して奏功しましたが、今回はその2頭よりも上積みが大きいと診た、京浜盃の3着馬・マカベウスをまずはあえて推奨します。

 

前走の京浜盃でこの馬を推奨しなかった理由は他馬との対戦成績などから力で一歩劣ると診た事と、休み明けで仕上がり面に不安があった事。

 

ただレースでは真島騎手らしく外から早めに上がっていくタフな競馬をあえて敢行、最後は脚が上がりましたがよく粘りました。

 

休明けでガスを抜く事にもテーマをおいた印象の運びでしたがそれでいて3着。この馬の評価を上方修正せねばと感じましたし、いかにも次のレースへ繋がりそうな走りでした。

 

今回は、もっと前が早くなりそうなメンバー構成。

 

当馬の脚量と質を理解する主戦騎手に戻して溜めていくでしょうから、当馬のキレ脚が活きるレースになると診ます。1800mは血統的にもベストですし何よりも今回は調教が◎。

1週前、当週とも併せた相手を1秒千切りました。休み明けの前走でガスを抜いた効果を大いに感じる抜群の内容。前走からの良化度なら文句ナシに当馬がナンバーワンです。

 

逆転戴冠にまずは期待。

 

その京浜盃で4着だったトランセンデンスにもチャンスがありそうです。前走は出遅れてジエンド。それでも最後は来ておりいかにも「もし出遅れていなかったら」といったレース内容でした。

 

どうも勝ち運に見放されている感じですが、強い相手と常に五分程度には戦っている「相手なりの馬」。こういった馬は相手強化で人気が落ちる(しかしいつもどおりに走るので妙味がついてくる)今回のような時が狙い時ですし、前が速くなる今メンバーも好適。連入まで期待です。

 

京浜盃の勝ち馬チサットは3番手▲評価。上積み量で前述2頭を上としましたが、若獅子特別の破格時計Vはやはり価値大。南関2冠のネフェルメモリーの仔と一本筋の通った血統ですし大崩れのイメージはナシ。

 

今回への上積み量、調教、能力、展開、適性面などを総合的に判断したうえで「京浜盃3→4→1着」馬の順に重い印としました。

 

●29日・木曜 羽田盃 推奨馬●
※上記に書きましたのでご確認ください!