若潮スプリントの穴馬探し

★『第1回 若潮スプリント』
南関東S3重賞 船橋1200m (3日月曜・16時5分発走)

 

★推奨馬/ファイナルキング
★推奨馬/エンテレケイア
★推奨馬/ハートプレイス

 

通年ナイター開催の船橋競馬ですが、ゴールデンウィークの5月5日(水祝)までは
昼間開催となります。

若潮スプリントはオープン特別として2019年に新設され、今年から「S3重賞」に
格上げされた3歳馬の短距離重賞。JRAで言えば、葵Sのような立ち位置のレースです。

 

1・2着馬には6月29日に大井で行われるS2重賞・優駿スプリントへの出走権が付与されます。

弥生スプリント、クロッカススプリント。両トライアル経由馬が多く出てきましたが、弥生スプリントは1番人気に推されていたファイナルキングが出負けしてスムーズに逃げられず小波乱決着。

 

クロッカススプリントは改めて1番人気となったファイナルキングが今度はしっかり逃げ切り1→3→2番人気の決着。馬場が違ったとはいえ勝ち時計が違いましたし短距離戦なのに2着馬に7馬身差をつける大楽勝。

 

よって、前哨戦として信用できる勝ち馬はクロッカススプリントのファイナルキングの方と診るのが自然でしょう。この馬を軸とします。母が2012年の優駿スプリントを勝ったゴールドキャヴィア、兄が昨年の同レース3着のキングキャヴィアという
船橋自慢の短距離血統。

 

当馬が1200m路線に乗り躍進しているのは必然の結果です。ココは勝って当母系ゆかりの重賞へ駒を進めてほしいところ。

 

相手は「別路線組」からエンテレケイアとハートプレイスをあえて指名します。

 

エンテレケイアは中央からの転入馬で新馬戦は芝1200m2着。3歳1勝クラスでこれほど好成績で走ってきた馬が南関のこの路線に入ればさすがに走ります(笑)。

転入初戦の前走は逃げた馬を大名マークしてから早々につぶして、4角で後ろが迫ってくると改めて本気を出しての8馬身差。ひとこと「格」が違った走りでした。

 

ダート1200mは中山で、後のヒヤシンスS2着馬・プロバーティオの2着に走ったほどの好適距離。最内枠は気になりますが森騎手なら包まれるのを避けて捌いてくるハズ。

 

そもそも、この厩舎がこの時期に転入させた3歳馬をあえてこの路線に、しかもこの騎手で使ってきたことが勝負気配の表れでしょう。対抗格。

 

一発「穴」の期待はハートプレイスです。南関転入後はマイルを中心に使われ、平和賞でマカベウスの3着にも走っている力の元値の高い馬ですが、道営時は1200mで強靱に先行してひと脚使って台頭していたスプリンター。

今回久々にこの距離に戻り、自然流で前で進めて流れに乗れれば道営時代の実績などから馬券圏まで台頭してきても全く不思議はありません。

 

●3日・月曜 若潮スプリント 推奨馬●
ファイナルキング (圧逃も)
エンテレケイア  (格が違うかも?)
ハートプレイス  (1200m戻りで穴期待)