目黒記念の穴馬探し
「目黒記念」の穴馬探しをお届けします。
目黒記念はダービーの当日、5月30日(日)の最終レースに行われる伝統の古馬G2重賞。華やかなダービーデーの1日を彩ります。
ダービーの馬券で勝っても、負けても、ぜひ取りたい目黒記念。
さっそく、目黒記念の
ポイントをお伝えします
なお、一昨年はルックトゥワイスを推奨馬として会員様にお伝えしました。
(1着/3番人気)
昨年はノーブルマーズを推奨馬として会員様にお伝えしました。
(4着/10番人気)
昨年は4着でしたが人気順、直線の不利で負けた内容を鑑みるとかなり「的中に近かった」レースと判定。
つまり、近2年続けて推奨馬が好走しているレースと言えますのでここ2年で使った予想法もあえて引き続き使いつつ話を進めていきます。
【ポイント1】「ダービーに乗らない関西のジョッキー」が乗る馬は狙い目? |
→ダービーと同日に施行される目黒記念。
特に、関西所属騎手が当日の日本ダービーに騎乗馬が無いにもかかわらず、目黒記念にわざわざ乗りにくる=それだけ目黒記念に「色気」があるということになります。
実際に、近10年の目黒記念で「当日のダービーに乗っていない関西所属ジョッキーが騎乗した馬」が、下記のように好走しています。
しかも人気薄が多め。
穴の狙いどころともなっている感じなのです。
11年2着馬 1番人気 秋山騎手=当日のダービー騎乗なし
14年2着馬 12番人気 古川騎手=当日のダービー騎乗なし
16年3着馬 8番人気 小牧太騎手=当日のダービー騎乗なし
18年2着馬 10番人気 高倉騎手=当日のダービー騎乗なし
(昨年10番人気4着の高倉騎手もコレに該当)
【ポイント2】○○産駒が勝ち切れない |
→ダービーでは強い○○産駒ですが、距離が100m延びて一気にスタミナ仕様になる当レースは適性が微妙に合わないのか通算(1.3.3.14)と勝ち切れていません。
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勝ちきれない○○産駒については
ブログランキングの「競馬の王様」
プロフィール欄に記載しました。
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馬券には絡みますが…。
【ポイント3】「長距離実績馬」を狙いたい
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→東京の芝2500m=アルゼンチン共和国杯・目黒記念の年2クラしか行われません。ダービーの2400mと距離が100mしか違わない当舞台ですが…
坂を2度登るコース設定、道中のペースなどから「100mの差」以上の余分なスタミナを要する舞台です。
極端に言えば東京の芝2400mでは中距離馬やマイラーが平気で好走できますが2500mでは無理です。しっかりと長距離向きのスタミナを備えているステイヤーでないと、走れない舞台なのです。
ですから、当レースでは長距離実績の豊富な馬がよく好走しています。
近5年の好走馬15頭の、目黒記念を迎えるまでの「芝2500m超」での成績を診てください。
16年1着 クリプトグラム 0.0.0.0
16年2着 マリアライト 1.0.1.1
16年3着 ヒットザターゲット 2.1.0.5
17年1着 フェイムゲーム 3.2.0.5
17年2着 ヴォルシェーブ 0.0.1.1
17年3着 ハッピーモーメント 0.0.0.1
18年1着 ウインテンダネス 0.0.0.0
18年2着 ノーブルマーズ 0.0.0.1
18年3着 パフォーマプロミス 1.0.0.0
19年1着 ルックトゥワイス 1.0.0.2
19年2着 アイスバブル 0.0.0.0
19年3着 ソールインパクト 0.1.1.6
20年1着 キングオブコ-ジ 1.0.0.0
20年2着 アイスバブル 0.1.0.3
20年3着 ステイフ-リッシュ 0.0.0.1
このように、上記15頭のうち9頭が芝2500m超の距離での馬券圏好走実績があった、いわゆる「長距離志向」の強い長距離馬でした。
つまり当レース=馬券に絡む3頭のうち2頭は「長距離馬」。
目黒記念=マラソンレースとイメージするところから予想作業を始めてください。
【ポイント4】逃げた馬が不振
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→当レースの近10年の「逃げた馬」は(0.0.0.10)と大不振。
2010年に2着に粘ったイケドラゴン以来、逃げた馬の馬券絡みは一度もありません。
【ポイント5】53キロ以下の軽ハンデ馬が不振
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→当レースの近10年のハンデ別・成績は下記のとおりです。
このように53キロ以下の軽ハンデ馬が最も低調。
53キロ以下 複勝率 4% 1.0.0.22
54キロ 複勝率20% 4.1.3.33
55キロ 複勝率21% 1.4.2.26
56キロ台 複勝率21% 1.4.3.30
57キロ台 複勝率15% 2.1.1.22
58キロ以上 複勝率22% 1.0.1.7
アルゼンチン共和国杯でも似た傾向が出ています。両レースとも特に近年は実力馬の参戦が多いこと、そんな実力馬に凄く重いハンデが付かなくなっていることから「やや重いハンデで済んだ実力馬」が順当に走り、軽ハンデ馬が不振に終わる結果が増えているのでしょう。