府中牝馬Sの穴馬探し

「府中牝馬S」の穴馬探しをお届けします。

 

今週末のJRAは牝馬ウイークです。

 

府中牝馬Sは10月15日(土)に東京芝1800mで行われる牝馬限定のG2重賞。
エリザベス女王杯へのステップレースです。

 

さっそく当レースのポイントをお伝えします。

【ポイント1】毎年書いていますが○○持ちの馬に要注目

→当欄の読者様にはすっかりお馴染みの話ですが、当レースにおける非常に大切なポイントですので今年も書きます。

 

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府中牝馬Sでは、父または母父に○○の血を備える馬が、頻繁に
好走しています。

09年 3着 レジネッタ     11番人気
10年 3着 スマートシルエット  2番人気
11年 2着 アニメイトバイオ   4番人気
12年 2着 スマートシルエット  5番人気
13年 1着 ホエールキャプチャ  5番人気
14年 2着 ホエールキャプチャ  2番人気
15年 1着 ノボリディア-ナ  11番人気

このように2009年から2015年まで7年連続1頭ずつ馬券絡み。

 

近5年は「該当馬」が好走していませんが2016年・2017年とも該当馬はわずか1頭。16年ハピネスダンサ-、17年バンゴール。共に展開に泣きました。

 

2018年は「該当馬」のカワキタエンカが6着。ただ、コレはペースが速すぎたことが敗因です。そして2019年・2020年は、該当馬の出走がゼロでした。

 

 

ですから、当傾向はまだ死んでいないと考えています。

 

 

○○を含む馬が東京・新潟など左回りの芝1600~1800mに強い傾向は今も続いていますし、近年の当レースでも該当馬が一応の奮戦を示していますので、あえて当傾向に引き続き、注視したいと思います。

 

【ポイント2】前走「G1出走馬」が大不振

→これも府中牝馬Sの大きなポイントです。
前走の「レース格」別の成績を見てください。
(近10年)

G1     複勝率17% 0.1.2.15
G2     複勝率17% 1.0.1.10
G3     複勝率26% 5.7.5.52
オープン   複勝率40% 3.1.0.6
準オープン下 複勝率 8% 1.0.1.22

なんと前走G1組が未勝利。
連対も1頭しかいません。

 

 

前走でG1など格上のレースに出走していた馬ほど、このレースは叩き台であり勝負気配が薄いがゆえのこの傾向、という事なのでしょう。

 

とはいえ、前走で条件クラスのレースに出走していた馬もほぼ通用していません。走でG3やオープンに出走していた程度の一定の「格」は必要ということになります

 

【ポイント3】府中牝馬Sの「要注目」調教は?

→何はともあれ、下記を診てください。

馬ナリ 4.4.4.28 複勝率30%
強め  1.0.1.11 複勝率15%
一杯  0.1.0.8  複勝率11%

これは、近5年の当レース出走全馬の最終調教の強さ別の成績です。

説明不要でしょう。とにかく当レースで「強めの最終調教」を施してきた馬がダメです。最終調教はソフトに済ませる事が多いのがオープンの牝馬ですが、にもかかわらず強く追ってきたという事はレース直前で仕上がっていない、絞れていない懸念があるというコト。

 

 

牝馬のG1前哨戦のココでそんな調教を経てきた馬は「動けない」可能性がけっこう高いのです。

 

【ポイント4】内枠に1着なし?

→近10年の当レースで勝った10頭は、すべて4枠から外の枠でした。
4枠4勝、7枠4勝、8枠2勝。

 

いやに偏っていますが、ともあれ府中牝馬S=決して内有利・外不利のレースではないという事。むしろ「逆」の趣です。

 

スタート直後からトリッキーに回ってくるレイアウトゆえ最内枠は包まれるリスクもあり、各馬の脚質+枠を慎重に吟味する必要があります。

 

【ポイント5】関西馬が強い

→近10年の当レースの東西別成績を診てください。
近10年で関西馬が8勝、14連対。関東馬を圧倒しています。

関西馬 複勝率25% 8.6.6.63
関東馬 複勝率19% 2.4.4.44

 

【ポイント6】先週に開幕した東京の芝の状態は…

→内・前有利とは言えずほぼフラットな印象。展開次第で結構差しも届いていました。ただ速い時計は出ており、時計対応できない馬は苦しい印象です。