朝日杯FSの穴馬探し
【ポイント1】大穴が空いた時の「共通項」とは
→阪神以降後、近7年の当レースで2ケタ人気の超大穴が馬券に絡んだのは
下記4頭。
14年 アルマワイオリ 2着 14人気
15年 シャドウアプロ 3着 11人気
16年 ボンセルヴィ- 3着 12人気
19年 グランレイ 3着 14人気
この4頭には「共通項」があります。前々走または前走で芝1400m戦を使いしかも好位 or 中位から
差して勝っているのです。
14年 アルマワイ 前々走1400mで中位差し1着
15年 シャドウア 前々走1400mで好位差し1着
16年 ボンセルヴ 前々走1400mで好位差し1着
19年 グランレイ 前走1400mで好位差し1着
「直近2走」で1400m勝ちの履歴=距離適性の印象的に、朝日杯では人気を下げているとも言えます。ともあれ当レースでこの履歴は消し材料とはならず、むしろ穴探しの有用なポイントとなるというコト。穴党の方はご注目ください。
昨年も、人気順は7番人気でしたが当項目にドンピシャで該当した伏兵馬のグレナディアガ-ズが勝利しています。
【ポイント4】阪神芝1600m戦の最近の「調教傾向」
→Bコースに替わった近2週=12月4日以降の阪神芝1600m戦における、最終調教の「コース別・成績」を
診てください。
栗東CW 複勝率45% 1.2.2.6
栗東坂 複勝率12% 2.1.1.29
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美浦W 複勝率40% 1.1.0.3
美浦坂 出走なし
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ポリ 複勝率 0% 0.0.0.3
このように栗東でも美浦でも、とにかく「ウッド追い」組が坂路組を圧倒中です。
3連続開催特有の荒れ馬場ですので、ポリトラックを除く平地コースで追い切った馬の「総合力」が活きる
状況となっている、ということでしょうか。
ともあれこれほど極端な結果が出ていますので要チェックでしょう。
【ポイント5】阪神に移行後、パワー血統が大穴を空けている
→近7年の当レースで9番人気以上の大穴馬が5頭好走していますがいずれも、父が相当なパワー系の馬でした。
14年2着 アルマワイ 父マツリダゴッホ 14番人気
15年3着 シャドウア 父ジャングルポケ 11番人気
16年3着 ボンセルヴ 父ダイワメジャー 12番人気
18年2着 クリノガウ 父スクリーンヒー 9番人気
19年3着 グランレイ 父ルーラーシップ 14番人気
説明不要でしょう。パワー種牡馬だらけ。
一昨年もルーラーシップの産駒が3着激走しました。
瞬発力で軽快にキレる人気上位馬に対するには、同類のポテンシャルではダメ。まったく反する素養でこそ勝負になる、ということでしょうか。
特に今年は、例年以上に馬場が疲弊していますので当傾向がより肝要になる可能性は大でしょう。