京都金杯の穴馬探し
「京都金杯」の穴馬探しをお届けします。
京都金杯は年明け1月5日(水)に中京の芝1600mで新春恒例のG3重賞。
今年も、昨年に引き続き中京のマイルで行なわれます。
早速、京都金杯のレース傾向を幾つかお伝えしましょう。
【ポイント1】軽ハンデ馬が苦戦中
→近10年のハンデ別の成績は下記のとおりです。
54キロ以下 複勝率17% 2.2.6.48
55キロ 複勝率16% 4.1.0.27
56キロ 複勝率15% 2.2.2.35(56.5含む)
57キロ 複勝率24% 2.4.1.22(57.5含む)
58キロ超 複勝率40% 0.1.1.3
このように、ハンデが重いほうが好成績です。
特に近年の京都金杯は好メンバーが揃うようになっていますので、ココで57キロ以上のハンデをしっかりもらうような実力上位馬が、その程度のハンデはあまり影響せず実力通り走れている事が多いレースと言えます。
【ポイント2】距離延長馬が勝てないレース
→近10年の前走からの距離延長&短縮別の成績を診てください。
前走から距離延長 複勝率18% 1.1.4.28
前走と同距離 複勝率18% 6.5.5.72
前走から距離短縮 複勝率19% 3.4.1.35
このように複勝率で診ると大差ありませんがポイントは「延長組」が勝てない事でしょう。
前走から距離を伸ばしてきた馬…いわゆる直近のレースであえて短距離を志向していた馬が頭を取り切れておらず、苦戦している状況です。
【ポイント3】美浦坂路組が苦しむ中京のマイル戦
→中京マイルの
近4年の出走全馬の、
最終調教「場所」別の
成績を診てください。
栗東坂路 複勝率25% 78.67.89.712
栗東ポリ 複勝率19% 4.3.2.38
栗東CW 複勝率23% 34.44.28.350
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美浦坂路 複勝率17% 6.11.5.106
美浦ポリ 複勝率 9% 0.1.2.29
美浦W 複勝率19% 15.8.12.146
注目して頂きたいのは「美浦坂路」組の低調な成績です。中京の坂は急傾斜ですから、美浦のヌルすぎる傾斜の坂路で追ってきても、実戦につながりづらいのではないでしょうか。
なかなか勝ち切れないのも特徴。
何せ、4年間で6勝しかあげていないのです。
これは今回のレースに限らず、中京マイルの全レースの予想の際に頭に入れて頂ければと思います。