日経新春杯の穴馬探し

「日経新春杯」の
穴馬探しをお届けします。

日経新春杯は
1月16日(日)に
中京芝2200mで行われる
伝統のG2重賞。

今年も、昨年に続いて
中京で行なわれます。

早速、日経新春杯で
大切な「ポイント」を
お伝えしましょう。

【ポイント1】軽ハンデ馬が苦戦するレースだったがここ数年はやや様変わり

→近10年の、ハンデ別の
成績を診てください。

57キロ超 複勝率12% 1.0.1.15
56キロ  複勝率34% 1.4.5.19 (56.5キロ含)
55キロ  複勝率23% 4.2.1.24
54キロ  複勝率12% 1.2.0.22
53キロ下 複勝率18% 3.2.3.36

54キロ以下の軽量馬が
明らかに低調です。

当レースに限らず
近年のハンデ重賞では
極端に大きいハンデ差が
つかない傾向が強いため
「力で大きく劣る馬が、
極端な軽ハンデを味方に
一発快走」するケースが
かなり減っています。

近年の当レースでも
実力上位馬が極端に重い
ハンデを背負わないため
力通りに好走できており、
軽ハンデの伏兵の出番が
減っているのでしょう。

ただ、ここ4年に限ると
54キロの馬が2頭、
53キロ以下の馬が6頭も
馬券に絡みました。

ここ数年は、特に
メンバーが弱くなつた
印象もある当レース。

メンバーがあまりに
弱くなると、さすがに
軽ハンデ馬も台頭する
ようになる…という
ことなのかもしれません。

 

【ポイント2】条件クラス経由馬の下克上に要注意

→当レースは前走で
条件戦を使っていた馬の
アベレージが良好です。

近10年の前走クラス別の
成績を診てください。

条件戦  複勝率36% 4.5.3.21
G1重賞 複勝率17% 5.0.0.24
G2重賞 複勝率21% 1.1.4.22
G3重賞 複勝率13% 0.3.1.28
OP特別 複勝率13% 0.1.2.21

このように、前走で
条件戦を使っていた馬の
アベレージが最も優秀。

逆に、前走でG3重賞や
OP特別を使っていた馬が
かなり不振です。

つまり、条件戦を
勝ってきたばかりの
勢いある上がり馬が
けっこう通じるものの、
オープン特別やG3を
直近で使っているような
「オープン下層」に
一旦落ち着いた馬が
G2のココに挑んできても
なかなか厳しい、という
ことなのでしょう。