【ポイント1】新潟・福島経由馬が極端に不振

→前走福島出走組が
(0.2.1.15)で
複勝率17%と不振。

前走新潟出走組に
いたっては、なんと
(0.0.0.12)です。
いずれも近10年成績。

これは決して、偶然の
現象ではないでしょう。
「東日本のウラ開催」で
メンバーレベルが低い
新潟や福島のレースを
前走であえて選択して
使ってきたような馬では
なかなか苦しい、という
ことなのだと思います。

【ポイント2】距離短縮馬が不振                          …

→近10年の出走全馬の
前走「距離別」成績は
下記のとおり。

距離延長 複勝率22% 7.6.10.81
同距離  複勝率20% 3.3.0.24
距離短縮 複勝率 7% 0.1.0.12

このように、前走で
短めの距離を使ったうえで
今回、2000mに距離を
延長してきた馬が好調。

逆に、距離を短縮してきた
馬は頭数が少ないですが
成績的にも不振です。

タフな阪神芝コースゆえ
距離分以上のスタミナが
武器になるイメージも
ありますが、当舞台戦で
必要なのはスタミナよりも
パワーと、内回り向きの
機動力&一瞬の速い脚。

ですから直近で短めの
距離を使ってきた馬の
高い俊敏性・機動力の
ほうが活きやすい、と
いうことなのかも
しれません。

【ポイント3】関東馬も不振

→近10年の所属別・
成績を診てください。
関東馬が苦戦。

関西馬 複勝率22% 10.6.7.81
関東馬 複勝率16% 0.4.3.36

別掲のユニコーンS=
関西からの遠征馬が頻繁に
好走するレースですが、
こちらは関東からの遠征馬が
苦戦。勝利が有りません

【ポイント4】6歳以上の馬も不振

→近10年の馬齢別・
成績を診てください。
6歳以上の馬が苦戦。

3歳  複勝率 0% 0.0.0.3
4歳  複勝率24% 5.3.3.34
5歳  複勝率22% 4.6.6.57
6歳上 複勝率12% 1.1.1.23

6歳や7歳になって
低レベルメンバーが集う
このレースに出てくる
ような牝馬=とっくに
底が割れている、という

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