京都大賞典の穴馬探し
「京都大賞典」の穴馬探しをお届けします。
京都大賞典は
3日間開催の月曜に、
今年も阪神・外回りの
2400mで行われる、
伝統のG2重賞です。
さっそく
京都大賞典 in 阪神の
ポイントを記します。
【ポイント1】ベテラン馬の穴も要マーク?
→近10年の馬齢別成績は
下記のとおり。4歳馬が
好況で、次いで5歳馬の
順ですがベテラン馬も
比較的健闘しています。
3歳 複勝率 0% 0.0.0.1
4歳 複勝率33% 2.5.3.20
5歳 複勝率26% 5.3.2.29
6歳 複勝率13% 1.1.2.27
7歳超 複勝率20% 2.1.3.25
しかも「7歳超」で
馬券に絡んだ6頭の人気順は
7・5・4・3・9・4。
1・2番人気が1頭も
いないのです。
高齢がバカにされて
人気を不当に落としている
馬がいれば要チェックと
なるでしょうか。
【ポイント2】ディープまつり?
→阪神で行われた
昨年の当レースで
馬券圏に好走した3頭は
全て、父または母父が
ディープでした。
1着マカヒキ 父ディープ
2着アリストテレス 母父ディープ
3着キセキ 母父ディープ
開幕週で時計が出る
キレイな馬場。しかし
差しは程々に届く状態。
その差しが届きやすく
かつスロー瞬発力戦に
なるコトが非常に多い
外回り2400m。
つまり「ディープに
好都合な要素」が多く
揃っていましたから
そのような血統傾向が
現れたのでしょう。
今年も同じ状況下ゆえ
ディープの血に注目。
【ポイント3】外厩からの帰厩日数にも注目?
→阪神で行われた
昨年の当レースで
馬券圏に好走した3頭は
全て、一流外厩での
夏休みを過ごした後、
トレセンに帰厩して
25日以上、追い切りを
重ねた上での出走でした。
1着マカヒキ 天栄で夏休み →在厩31日で出走
2着アリストテレス しがらきで夏休み→在厩26日で出走
3着キセキ Cヒルズで夏休み →在厩31日で出走
阪神施行の当レースは
スタミナ・息持ち・
瞬発力・持続力が
程よく整っていないと
夏休み明けの身では
特に厳しいレース。
ゆえに、一流外厩で
しっかり準備され、
トレセンへの帰厩後も
じっくり時間をかけて
態勢を整えられた馬が
結果を出せた…という
事なのかもしれません。
ちなみに昨年の出走馬で
外厩での夏休み後の
トレセン在厩日数が
22日以下で出走した
4頭は全滅でした。
【ポイント7】
前走上がり最速馬に
要注目?
→2020年以降の
阪神芝2400m戦に
出走した「前走が
上がり最速だった馬」の
成績は(10.7.10.25)、
勝率19%、複勝率52%。
単勝回収率は113%、
複勝回収率も99%と
かなり好アベレージです。
緩流→上がり勝負に
なりがちな舞台ですので
直近のレースで速い
上がりを出してきた馬は
アテになると言えます。