京王杯2歳Sの穴馬探し

「京王杯2歳S」の
穴馬探しをお届けします。

秋の東京競馬も
早くも「後半戦」。
ジャパンカップまで
アッという間の
4週間です。

次週は土曜+日曜で
豪華4重賞の施行。

京王杯2歳Sは
11月5日(土)に
芝1400mで行われる
2歳G2重賞です。

土曜施行ですので
さっそく当レースの
ポイントを記します。

【ポイント1】ミスプロで穴狙い

→近10年に好走した
「5番人気以下」13頭の
うち8頭が、父or母父が
ミスプロ系の馬でした。

※2017年カシアスのみ
母母父ミスプロ系

昨年も「該当馬」の
キングエルメスが
8番人気で勝ちました。
一昨年も「該当馬」が
9・5番人気で2・3着。

平均的な持続ラップに
なるコトが多いレース。
ゆえに(そのような
流れが多い)ダートの
短距離戦にめっぽう強い
ミスプロの血を備える
馬が数多く走っている、
という事なのでしょう。

上位人気馬に当傾向は
特に見受けませんが、
力でちょっと見劣る
穴馬が実力馬と互角に
走るために、効果的な
要素となっています。

【ポイント2】キャリアが多すぎる馬ではかなり厳しい

→近10年の出走全馬の
キャリア別成績を診て
ください。4走以上と
3走以下で、圧倒的な
大差が付いています。

キャリア
3走以下 複勝率28% 10.10.9.73
4走以上 複勝率 3% 0.0.1.31

完成度の高さを競う
2歳短距離重賞とはいえ
既に4走以上を消化した
出がらし的な馬では
なかなか厳しいという
コトなのです。

【ポイント3】牝馬が大苦戦

→近10年の牡牝別成績は
下記のとおり。牝馬が
大苦戦中です。

牝馬  複勝率10% 0.2.1.27
牡セン 複勝率26% 10.8.9.77

芝の短距離=本来は
牝馬が牡馬と互角に
走れるジャンルです。

しかも同週施行の
牝馬限定G3重賞・
ファンタジーSを
蹴ってあえてココに
出てくる牝馬なら
その「勝負気配」も
鑑みたうえで買いたく
なりますが、この
レースはパワー勝負の
タフな要素がかなり
色濃いためか牝馬が
大苦戦しています。