エリザベス女王杯の穴馬探し

「エリザベス女王杯」の
穴馬探しをお届けします。

エリザベス女王杯は
11月13日(日)に
今年も阪神で行われる
最強牝馬決定戦です。

さっそく、当レースの
ポイントを記します。

 

【ポイント1】「父ディープ系」に大注目?

→今年も阪神内回りの
芝2200mで行われる
エリザベス女王杯。

以前に何度か当欄で、
阪神内回り2000m~
2200mの重賞では
ディープ産駒の
「牝馬」がよく
走っている件について
記しました。

その「傾向」は
いまも健在です。

昨年~今年の
阪神内回り2000m・
2200mの「G1・G2」
重賞レースにおける
ディープ産駒、さらに
その仔のキズナ産駒の
牡牝別アベレージを
診てください。

ディープ産駒+キズナ産駒の…
▼牝馬 複勝率32% 4.4.2.21
▼牡馬 複勝率11% 1.0.2.25

一目瞭然。阪神内回りの
芝2000m~2200mの
G1・G2重賞で成績が
好調なのはディープ産駒、
キズナ産駒の「牝馬」。

牡馬はダメですが、
牝馬はよく走ります。

阪神内回りと聞くと
ディープ不適の印象も
持ちますが、瞬時の
キレと総合的な体力が
バランス良く必要な
タフな当舞台での
重賞ではディープ牝馬+
その仔のキズナ牝馬が
備えている両資質が
活きやすい…という
事なのかもしれません。

昨年の当レースでも
人気薄のキズナ産駒が
ワンツーをキメました。

 

【ポイント2】昨年ワンツースリー3頭の「共通項」

→昨年の当レースは
10・7・9番人気の3頭が
ワンツースリーをキメて
大波乱。

じつは、この3頭には
共通項がありました。

それは、阪神の
芝内回りの2000mが
舞台の重賞または
リステッド競走で、
最速上がりクラスの
早い上がり脚を出して
「差して」好走した
履歴を持っていた、と
いう点です。

1着アカイイト
→20年忘れな草賞で差して4着(準・最速上がり)

2着ステラリア
→21年忘れな草賞で差して1着(最速上がり)

3着クラヴェル
→21年マーメイドSで差して2着(最速上がり)

阪神施行のエ女王杯と、
マーメイドSや
忘れな草賞は類似舞台戦。

そんな(メンバーの
レベルもソコソコ揃う)
阪神内回り重賞級レースで
特に「差して」好結果を
出してきた馬が時を経て、
阪神施行のエ女王杯でも
快走した…というコト。

一昨年の阪神施行時の
1・3着馬も当内容の
該当馬でしたから、
今年も「該当馬」は
要マークなのかも
しれません。

 

【ポイント3】前走着順がすごく大切?

→近10年の当レースで
前走8着以下だった馬は
なんと(0.0.0.39)。

さすがは「格より調子」の
牝馬。近況不調馬が急に
巻き返すのはほぼ無理筋、
というワケです。

前項で、
前走府中牝馬Sを負けて
きた古馬を狙える一戦と、
記しましたが、そこで
8着以下だった馬では
さすがに厳しいという
コトになります。