カーリン
読み:カーリン
(Curlin)(2004年3月25日生-) アメリカの競走馬、種牡馬。父はカナダ産で8戦6勝GI1勝のSmart Strike、母はSherriff’s Deputy、母父はカナダ産、1981年の最優秀2歳牡馬で種牡馬としても活躍したDeputy Minister。
最初の馬主は馬主団体「ミッドナイトクライステーブル」の一員のシャーリー・カニンガム氏の曽祖父。アメリカ南北戦争で南軍に属して戦ったアフリカ系黒人奴隷のチャールズ・カーリンから馬名が名付けられた。
2007年ブリーダーズカップ・クラシック、プリークネスステークス、ジョッキークラブゴールドカップ、2008年ドバイワールドカップ等で優勝。ドバイワールドカップでは2着に当時の同競走史上最大の着差を付けて圧勝し、全米最強馬の力を見せつけた。2008年アメリカに戻ってからもスティーブンフォスターハンデキャップ、ウッドワードステークス、ジョッキークラブゴールドカップと連勝し、初の1000万ドルホースとなった。
種牡馬としてもPalace Malice、Vino Rosso等、大活躍の馬を送り出している。2007年度エクリプス賞年度代表馬に選出。