クロフネ

読み:クロフネ

(1998年3月31日生 – 2021年1月17日没)アメリカ生まれ、日本で調教された外国産馬・種牡馬。ノーザンファームの吉田勝己によって購入され日本に輸入された。父フレンチデピュティはデビューから4連勝で重賞を制したが、GIには届かず。母ブルーアヴェニューは20戦5勝。両親とも当初はアメリカで繁殖を行っていたが後に日本に輸入されている。2001年には東京優駿(日本ダービー)が初めて外国産馬にも開放されることになり、馬主の金子真人は本馬に「開放初年度のダービーを勝利を」という願いを込めて、1853年に浦賀へ来港し日本に開国を迫ったアメリカ艦隊の通称「黒船」にちなんで「クロフネ」と命名した。
2001年天皇賞(秋)に出走を予定していたものの、白井調教師率いるアグネスデジタルに枠を取られたため、出走できず、クロフネファンからは白井氏とアグネスデジタルへの筋違いな怒りまであがったほど。(アグネスデジタルは優勝)クロフネは2001年春NHKマイルカップ、ジャパンカップダート、毎日杯等優勝、同年末に屈腱炎発症のため引退。2001年JRA賞最優秀ダートホース。