挫跖

読み:ザセキ

走行中に後肢の蹄の先端で前肢の蹄底を打撲した時、あるいは石などの硬いものを踏んだ時などに、蹄底におきる炎症(内出血)のこと。一般に前蹄に多く発症し、蹄に熱をもち、重度の跛行となる場合もある。肢勢の悪い馬、蹄底の浅い馬、時として踏み込みの良い馬に発症しやすい。