プール

読み:プール

骨折や屈腱炎などの脚の故障で十分にトレーニングを積めない療養馬の運動不足を、脚に負担のかけない水泳を用いて解消させ、少しでも早く第一線に復帰させる目的で用いられている。療養馬たちは1周約40メートルのプールを毎日(5から10月)10周程度泳いで体力の維持に励んでいる。療養馬だけではなく、現役競走馬の調教法の一環としても行なわれている。福島県いわき市の「競走馬リハビリテーションセンター」内にと美浦・栗東の各トレーニング・センターに設置されている。泳ぎの上手、下手はあるが、馬のカナヅチは皆無といわれている。