阪神JFの穴馬探し

「阪神JF」の穴馬探しをお届けします。

阪神JFは、12月8日(日)に阪神競馬場で行われる2歳牝馬によるマイルG1レースです。ただし、今年は舞台が京都に変更となっています。本記事では、阪神施行の近10年のデータをもとに、注目馬と軽視すべき馬を整理します。


ポイント1:マイル勝ち実績が重要

近10年のデータでは、「マイルでの勝利経験」があるかどうかで好走率が大きく異なります。

データ

  • マイル勝ちあり:複勝率29%(10.8.7.62)
  • マイル勝ちなし:複勝率5%(0.2.3.86)

1400m以下の短距離や1800mの緩い流れでしか勝利経験のない馬は苦戦傾向。2歳牝馬の頂上決戦で、同質の流れに対応できるマイル勝利経験があるかどうかが重要です。


ポイント2:前走4着以下の馬は苦戦

前走着順別の成績を見ると、前走4着以下の馬は複勝率5%(0.1.1.42)と低調です。

該当馬(軽視馬)

  • ウォーターガーベラ
  • カワキタマナレア
  • キョウエイボニータ
  • スリールミニョン
  • ラブアイミー

ポイント3:調教の仕上がりが重要

「一杯」に追われた馬は成績が振るいません。

データ

  • 馬なり:複勝率19%(6.7.6.81)
  • 強め:複勝率19%(2.1.2.21)
  • 一杯:複勝率0%(0.0.0.13)

2歳牝馬の繊細な調整が求められるレースゆえ、強く追われた馬の成績が悪い傾向があります。


ポイント4:キャリア4戦以上の馬が不利

キャリアが浅い馬(1〜3戦)に比べ、キャリア4戦以上の馬は苦戦しています。

データ

  • キャリア2戦:複勝率22%(5.3.3.38)
  • キャリア3戦:複勝率25%(5.5.6.48)
  • キャリア4戦以上:複勝率4%(0.1.1.49)

ポイント5:前走上がり時計が速い馬が有利

前走の上がりタイムが33秒台の馬が好成績を残しています。

データ

  • 33.9秒以下:複勝率33%(6.6.4.33)
  • 34.0〜34.9秒:複勝率13%(2.2.3.45)
  • 35秒以上:複勝率2%(0.0.1.40)

速い上がりを発揮している馬は、本番でもそのスピードを生かせる可能性が高いです。


ポイント6:京都マイルの脚質傾向は差し有利

今年の舞台は京都に変わり、秋開催の京都外回りマイルでは「6〜8番手の差し」が最も好成績を残しています。

データ(近5週)

  • 6〜8番手:複勝率36%(2.1.2.9)
  • 先頭:複勝率33%(1.1.0.4)
  • 2〜3番手:複勝率27%(1.2.0.8)

差し馬に有利な傾向が強まっていることに注目です。

該当馬(注目馬)

  • ショウナンザナドゥ
  • スリールミニョン
  • ダンツエラン

注目馬と軽視馬

注目馬

  • ショウナンザナドゥ(ポイント6:差し有利な脚質)
  • ダンツエラン(ポイント6:差し有利な脚質)

軽視馬

前走4着以下の馬(ポイント2):

  • ウォーターガーベラ
  • カワキタマナレア
  • キョウエイボニータ
  • スリールミニョン
  • ラブアイミー

まとめ

阪神JFは、「マイル勝ち実績」「前走成績」「調教状況」「キャリア」などの要素を基に穴馬を見極めることが重要です。今年は京都に舞台が変更され、差し馬が台頭しやすい脚質傾向が見られます。注目馬と軽視馬を整理し、的中へのヒントをぜひご活用ください!

前の記事

カペラS

次の記事

ターコイズSの穴馬探し