プロキオンステークス2025は「サンライズジパング」が勝つ
はじめに
「プロキオンステークス2025(以下、プロキオンS)」は1月26日(日)に行われるダート中距離のG2重賞です。本記事では、過去の東海ステークスのデータを基にポイントを整理し、勝利予想馬「サンライズジパング」を選んだ理由を解説します。
過去のデータから見る注目ポイント
【ポイント1】前走G1経由馬が好アベレージ
- 前走別成績:
- 地方重賞: 複勝率31%(2.2.1.11)
- 中央G1: 複勝率35%(3.3.3.17)
- 中央G2: 複勝率0%(0.0.0.2)
- 中央G3: 複勝率21%(0.3.1.15)
- 中央オープン特別: 複勝率12%(3.2.4.67)
- 中央条件戦: 複勝率30%(2.0.1.7)
G1を走った馬が非常に優秀な成績を収めています。G1級の実績が必要なタフな一戦であり、前走地方競馬なら12月の重賞を経由した馬に利があります。
該当馬:
- サンライズジパング
- ドゥラエレーデ
【ポイント2】栗東坂路追いの馬に注目
- 調教コース別成績(2019・2021・2022・2023年の4年分):
- 栗東坂路: 複勝率28%(4.2.4.26)
- 栗東ウッド: 複勝率8%(0.1.0.12)
- 美浦坂路: 複勝率0%(0.0.0.2)
- 美浦ウッド: 複勝率17%(0.1.0.5)
栗東坂路で仕上げられた馬が明らかに優勢です。パワーとスピードが要求されるため、栗東坂路で鍛えられた馬の適性が高いと考えられます。
【ポイント3】逃げた馬がけっこう残っている
- 過去10年の逃げ馬成績: 3.1.0.6
中京ダート1800mは前有利の傾向が強く、逃げた馬がしばしば上位に食い込むことがあります。差し・追い込み勢は苦戦しやすい舞台です。
【ポイント4】距離延長組はかなり苦しい
- 前走距離別成績:
- 距離延長: 複勝率13%(0.0.2.13)
- 距離短縮: 複勝率15%(3.2.0.29)
- 同距離: 複勝率23%(7.8.8.77)
距離延長組は連対ゼロであり、最も苦戦する傾向があります。スタミナが要求される中京ダート1800mでは、前走で短距離を使った馬が不利となるようです。
軽視馬:
- カズペトシーン
- ゼットリアン
- タマモロック
【ポイント5】明け5歳馬が強い
- 馬齢別成績:
- 4歳: 複勝率24%(1.1.2.13)
- 5歳: 複勝率31%(5.3.3.25)
- 6歳: 複勝率18%(2.2.4.37)
- 7歳以上: 複勝率14%(2.4.1.44)
5歳馬が最も高い成績を残しており、勝率も非常に優秀です。この年齢層の馬が勝ち切るケースが多いことから、注目すべき世代と言えます。
【ポイント6】紛れづらいレース
- 1番人気馬成績: 5.2.2.1(複勝率90%)
1番人気が飛びづらく、実力馬が順当に好成績を収める傾向にあります。
【ポイント7】1枠が全滅中
- 1枠成績(過去10年): 0.0.0.15
内枠は馬場の影響を受けやすく、包まれるリスクも高いことから不利とされています。勝ち馬はすべて3枠以外の外枠から出ています。
総評と勝利予想馬
データを総合すると、「サンライズジパング」が本命馬として最適です。
- 理由1: 前走G1経由で格が高い。
- 理由2: 栗東坂路調教で仕上げられている可能性が高い。
- 理由3: 先行力があり、逃げ馬有利なレース傾向にマッチ。
「プロキオンステークス2025」は、「サンライズジパング」の勝利に期待しましょう!