フェアリーS 2025は「ミスプロ系」の馬が勝つ!
フェアリーSとは?
フェアリーSは1月12日(日)に中山競馬場で行われる3歳牝馬限定のG3レースです。この時期の3歳牝馬にとって、タフな流れや舞台となる中山芝マイルは簡単ではありません。過去10年のデータやポイントから、今回の勝利予想馬を分析します。
【ポイント1】ミスプロ系が「穴」をつれてくる
近10年のフェアリーSでは、6番人気以下で馬券に絡んだ16頭のうち11頭が「父 or 母父がミスプロ系」の馬でした。この特徴は一昨年のように、該当馬がワンツースリーを決めた年もあるほど顕著です。
過去の該当馬例
- 2015年1着:ノットフォーマル(父○)
- 2023年1着:キタウイング(母父○)
- 2024年2着:マスクオールイン
ミスプロ系の血統を持つ馬は、タフな流れでのスピードとパワーを武器に好走しています。今年もこのポイントを押さえておきたいところです。
【ポイント2】中2週以下の馬は不振
過去10年のデータによると、前走からの間隔が中2週以下の馬の複勝率は4%と、非常に低い成績です。
軽視対象の該当馬
- ルージュミレネール
- レモンバーム
調整が難しいこの時期、中2週以下の馬は割引が必要です。
【ポイント3】前走の格が低い方が良い
前走が重賞またはオープン特別だった馬の複勝率は13%と不振。一方で、新馬戦、未勝利戦、1勝クラスから参戦した馬の複勝率は20%を超えています。
軽視対象の該当馬
- シホリーン
- ジャルディニエ
- ジョリーレーヌ
- ニシノラヴァンダ
- ハードワーカー
- ミーントゥビー
- モルティフレーバー
前走で結果を出し切れなかった馬はここでも苦戦する傾向にあります。
【ポイント4】関西馬が苦戦
関東馬が有利なこのレース。近10年の成績では関東馬の複勝率が21%と優秀で、関西馬の複勝率は11%にとどまっています。
【ポイント5】最終調教のコースに注目
美浦の坂路で最終追い切りを行った馬が好成績(複勝率40%)を収めています。今年もこのポイントは注目に値します。
【ポイント6】前走ダートの馬は不振
前走でダートを走った馬の複勝率はわずか7%。芝への路線変更を試みる馬は、基本的に苦戦が予想されます。
【ポイント7】キャリアが多すぎる馬が苦戦
キャリア6戦以上の馬の複勝率は7%と低迷。一方で、キャリア5戦以内の馬は複勝率50%と好成績を収めています。フレッシュな状態で挑める馬に注目です。
【ポイント8】魔の16番枠
16番枠に入った馬の成績は(0.0.0.10)。人気馬であってもこの枠では苦戦が続いています。
まとめ:勝利予想馬はミスプロ系!
今年のフェアリーSは、「ミスプロ系」の血統を持つ馬に注目です。父や母父にミスプロ系の血を持ち、キャリアが浅く、中3週以上の間隔を持つ馬が狙い目。今年もこのポイントを押さえて、タフな中山芝マイルを制するのは「ミスプロ系」の馬でしょう!