馬券の精度が上がる!京都新聞杯で外すべき馬のデータ分析

2025年5月10日(土)、京都競馬場で行われる3歳限定のGII重賞「京都新聞杯」。一昨年から舞台が再び京都に戻り、今年もダービーを目指す若駒たちの真剣勝負が繰り広げられる。しかし、正式なトライアルではないため、ダービーとの間隔は中2週のまま。そんな一戦で、馬券妙味を狙うためには“狙わない馬”を知ることが何より重要だ。過去10年(2013〜2024年、2020・2021年の中京開催を除く)のデータから、「買ってはいけない馬」の特徴を探っていこう。

【ポイント1】前走が未勝利戦勝ちの馬は“即消し”

前走で初勝利を挙げたばかり、つまり未勝利戦からのステップアップ組は、過去10年で【0.1.0.28】と絶望的な成績。複勝率わずか3%と、明らかに厳しい数字が並ぶ。唯一の好走例は2023年2着のウエストナウだが、スタート直後に他馬を外へ弾き飛ばすという強引なレースぶりで、調教再審査となった特異なケース。

つまり、実質的には未勝利組の好走はゼロと見ていい。

今年の該当馬は「ブリヤディアマンテ」。 データから見れば、割引評価は避けられない。

【ポイント2】キャリア2戦以下の馬も厳しい戦い

経験不足の馬にとっても、京都新聞杯は甘くない。キャリア別に見ても、2戦以下の馬は【0.1.1.15】と低迷。複勝率は12%で、他のキャリア層と比較してもアベレージが著しく低い。

この時期の重賞で好走するには、一定の実戦経験が求められる。経験不足は明確な不安材料と言っていい。

【ポイント3】関東馬は壊滅状態

関東所属馬は過去10年で【0.0.0.4】と一頭も馬券に絡めていない。数自体が少ないとはいえ、この数字は見過ごせない。長距離輸送や調整の難しさなど、様々な要因が考えられるが、データとしては明確に“消し”の要素を示している。

【ポイント4】前走が京都だった馬も要注意

前走で京都競馬場を走っていた馬の成績は【0.2.1.18】で、複勝率は14%と低調だ。特に1〜2月の開催で京都を使っていたケースが多く、そうした馬たちは“クラシック戦線で主役を張る存在ではない”という評価ができるかもしれない。つまり、クラシック本番を見据えて別路線を歩んできた馬の方が信頼度は高い。

【ポイント5】前走人気が低かった馬には厳しい現実

前走で6番人気以下だった馬は【1.1.1.44】と壊滅的。複勝率はわずか6%で、前走時点ですでに評価されていなかった馬には、ここでの激走は望みにくい。逆に5番人気以内だった馬は複勝率27%と明確な好走傾向を示しており、前走人気は軽視できないファクターとなっている。

今年の該当馬は、「ヴォラヴィア」「オーシンエス」「キングスコール」の3頭。 明暗くっきり分かれるこの傾向を考慮すれば、割り引いて見るのが妥当だろう。

【ポイント6】外枠は割引対象、好走率は半分以下

枠順もこのレースでは重要な鍵を握る。01〜12番の内〜中枠は【9.10.8.93】で複勝率23%と良好なのに対し、13〜18番の外枠は【1.0.2.24】で複勝率わずか11%。外を回らされる不利が大きく、芝の状態も良いこの時期の京都ではなおさら。

流れがスローになりやすく、インでじっくり構えられる馬が有利になる傾向もあり、外枠からの競馬はかなりのマイナス材料となる。


まとめ:データが語る“買ってはいけない馬”

「京都新聞杯」は一見すると混戦に見えがちだが、過去データを丁寧に読み解くことで、馬券から外すべき“穴馬”を絞り込める。今年の出走馬で特に割引が必要な4頭は以下の通り。

  • ブリヤディアマンテ(前走未勝利戦勝ち)
  • ヴォラヴィア(前走6番人気以下)
  • オーシンエス(前走6番人気以下)
  • キングスコール(前走6番人気以下)

ダービーへの登竜門ともいえるこの一戦。人気馬を疑う前に、まずは“消すべき馬”を正しく見極めて、馬券の精度を高めよう。


AI予想:今年の勝ち馬候補3選

AIによるデータ分析と傾向から導き出した「京都新聞杯」勝ち馬候補は以下の3頭。過去の傾向に合致し、かつ今回の人気や枠順、前走内容からも好走の可能性が高いと判断した。

トッピボーン(1番人気)

前走でも高評価を受けていたと見られ、データで好走傾向にある「前走5番人気以内」に合致。加えて外枠リスクが低い人気サイドという点でも信頼度は高い。過去データでもっとも勝ち馬を輩出しているゾーンに位置しており、勝ち負けを演じる最右翼だ。

エムズ(3番人気)

現在3番人気ながらも、過去のデータで好調な「前走人気上位」かつ「キャリアも程よく安定」。名前の挙がっている割引要素に該当しない点は高評価で、展開次第では一気の突き抜けもあり得る存在。穴人気になりそうだが、妙味もある。

ネブラディスク(4番人気)

5番人気以内、かつ外枠リスクが低い枠順に入っている可能性が高く、今年のメンバー構成からも安定勢力として浮上。極端なデータ不利に引っかからず、消去法とポジティブ要素を掛け合わせると、自然と浮かび上がってくる存在だ。


データは「消す馬」を明確にすることで、「買える馬」が見えてくる。 AI予想とあわせて、自身の馬券戦略に役立てていただきたい。

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