シリウスSの穴馬探し|ポイントはハンデと馬齢別成績?
「シリウスS」の穴馬探しをお届けします。
今週末はスプリンターズS・凱旋門賞ウイーク。
競馬が盛り上がる1週間になります。
シリウスSは10月1日(土)に行われるダート重賞。
今年も一昨年&昨年に続いて中京1900mで行われます。中京施行は今年で3年目。
今年は、かなりの好メンバーが集いました。土曜施行ですのでさっそくシリウスSのポイントを記します。
今週の重賞「スプリンターズS」の予想はこちらからご覧ください。
【ポイント1】ハンデが重い馬が健闘
→ここからは、施行場に関連性の薄いポイントを近10年のデータ傾向で診ていきます。
近10年の当レースの「ハンデ別」の成績を診てください。
- 53キロ以下 複勝率12% 2.0.0.15
- 54キロ 複勝率16% 2.2.1.26
- 55キロ 複勝率25% 3.2.2.21
- 56キロ 複勝率14% 2.1.1.25
- 57キロ 複勝率25% 1.3.3.21
- 58キロ 複勝率36% 0.2.3.9
※56.5キロ=56キロに、
57.5キロ=57キロに、
58.5キロ=58キロに含む
このようにハンデが重い馬がかなり健闘しています。
ハンデ戦=「強い馬」とJRAが判定した馬に重いハンデが課せられますが、体力十分で大型馬が多い強靱なダートオープンの場合、そもそも重斤量にへこたれる馬も少なめ。
よって、実力上位馬に重いハンデが課せられてもあまり関係なく、力どおり走れてしまうのでしょう。
【ポイント2】ダートオープンだがベテラン苦闘
→近10年の当レースの馬齢別成績を診てください。
- 3歳 複勝率36% 3.1.0.7
- 4歳 複勝率29% 3.0.4.17
- 5歳 複勝率21% 3.4.2.33
- 6歳 複勝率21% 1.2.4.27
- 7歳超 複勝率 8% 0.3.0.33
このように3歳優勢。4歳馬も頑張っています。
芝より新陳代謝が遅いダートオープンですがこのレースについてはベテランや一戦級の出走が少ないこともあり(実績不足気味でも)「勢い」で出走してきた若い馬が通用している傾向が出ています。
なお、4歳馬の出走が近10年で24頭と少ない原因は「収得賞金持ちの高齢馬」が多めに出てくるコトで収得賞金が少ない4歳馬に出走枠があまり回ってこないためですが、そんな状況下でも賞金をしっかり積み上げてココに出てきた若い馬=チャンスが大きいとも言えるのでしょう。
【ポイント3】前走オープン特別からの参戦組が不振
→近10年の前走クラス別の成績を診てください。
- 2勝級下 複勝率 0% 0.0.0.3
- 3勝級 複勝率36% 2.2.0.7
- オープン 複勝率15% 2.4.6.70
- 重賞 複勝率29% 3.4.4.27
- 地方戦 複勝率23% 3.0.0.10
このように前走オープン特別からの参戦組が不振です
このレースにおける前走オープン特別の出走馬=その大半が前走で夏のローカルのオープン特別に出走した馬となりますが、そんな夏のローカル競馬ゆえの一枚落ちメンバー戦を前走で使っていたような馬では、レベル的に厳しいのかもしれません。
今週の重賞「スプリンターズS」の予想はこちら