スプリンターズSの穴馬探し|狙うべき馬はG1馬?

スプリンターズS」の穴馬探しをお届けします。

いよいよ2022年・秋のG1戦線の幕開けです。

スプリンターズSは10月2日(日)に行われるスプリントG1。さっそく、当レースのポイントを記します。
今週の重賞「シリウスS」の予想はこちら

シリウスSの穴馬探し|ポイントはハンデと馬齢別成績?

【ポイント1】前走「G3」組が低調

→近10年(新潟開催の14年除く)の当レースの前走のレース「格」別の成績を診てください。

  • G3北九州記念  複勝率11% 0.1.1.16
  • G3キーンランド 複勝率15% 1.1.4.35
  • G2レース    複勝率23% 6.5.3.47
  • G1レース    複勝率42% 2.3.0.7

このように、前走で「G3重賞」を使ってきた馬が成績低調です。それらの馬は単純にこのG1では格負けする、というコトでしょう。

 

【ポイント2】これがスプリンターズSの「穴血統」

→近6年の当レースで5番人気以下で3着以内に好走した「穴馬」6頭の父・母父を診てください。

16年3着 ソルヴェイグ     ダイワメジ ◆ジャングル
17年2着 レッツゴードンキ  ○キンカメ   マーベラス
17年3着 ワンスインナムーン ○アドマイヤ ○ヘクタープ
18年2着 ラブカンプ-     バクシンオ ○マイネルラ
18年3着 ラインスピリット  ○スウェプト ◆トニービン
20年3着 アウィルアウェイ   ジャスタウ ○キンカメ
21年3着 シヴァージ      ファースト ◆インディア

このように、かなり「穴」血統傾向は偏っています。

○=ミスプロ系。
◆=グレイソヴリン系。

どちらかの筋を父や母父に備える馬ばかり、近年の「穴」を独占しているのです。

逆に言えば、父・母父どちらにも○◆印が付かない馬は近年、まったく穴を空けていないという事。

これが人気馬ですと○◆印とも付かない馬もバンバン馬券に絡んでいるのですが、人気薄の穴馬に関しては○◆印が必須条件となっています。

野芝の高速馬場、かつハイペースワンペースに非常に強いミスプロ筋、ビッグレースで底力を発揮するグレイソヴリン。ちょっと力が足らない
馬がスプリンターズSで穴をあけるには、両筋が有用となっているのです。

【ポイント3】4歳馬が好調

→近10年(新潟開催の14年除く)の当レースの馬齢別成績を診てください。3歳馬が低調です。

  • 3歳  複勝率19% 1.1.1.13
  • 4歳  複勝率41% 4.4.4.17
  • 5歳  複勝率18% 3.4.2.41
  • 6歳  複勝率13% 2.0.2.28
  • 7歳上 複勝率 7% 0.1.1.29

4歳馬が好調ですが注目したいのは、その4歳馬の出走数の少なさ。10年間で29頭ですから1年あたり、3頭弱しか4歳馬が出走していないレースなのです。

ベテラン馬がなかなか引退しないのも昨今の短距離路線の特徴。そのシワ寄せ(?)が4歳馬に来ていますが、それでいてこの好成績。

収得賞金などで厳しい状況ながら、それをかいくぐって出走に漕ぎ着けた4歳馬=強靱な要注目馬、というコトなのかもしれません。

【ポイント4】1番枠は厳しい?

→近10年(新潟開催の14年除く)の当レースで1番枠が(0.0.1.9)と連対ナシ。

小回りの芝1200m=「最内枠は有利」と簡単に考えがちですがスピード能力の高い一流馬がフルゲートで集うため最内枠の馬は内目で揉まれがち。

よって1番枠=有利とはなりづらいのです。

【ポイント5】「逃げた馬」がけっこう馬券に絡む

→近10年(新潟開催の14年除く)の当レースの「逃げた馬」の成績は(0.3.1.6)複勝率40%。

逃げそうな馬については一応は要マークです。

 

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