繁殖牝馬

読み:ハンショクヒンバ

子馬を産むために牧場に繋養されている牝馬(メス馬)のことである。肌馬やブルードメア(broodmare)とも言う。
競走馬の生産牧場では、繁殖牝馬の存在そのものが生産牧場の機能となっている。繁殖牝馬は牧場に繋養され、2月から7月にかけて一定の周期で発情するため、その機会を捉えて牧場が契約した種牡馬のいる「スタリオンステーション」などに連れて行き、種牡馬と交尾させる。その牝馬の血統、成績、能力等を熟考した上で、強い産駒の生産を目指して、適切な種牡馬を選んで配合する。