「エリザベス女王杯」の
穴馬探しをお届けします。
エリザベス女王杯は
11月13日(日)に
今年も阪神で行われる
最強牝馬決定戦です。
さっそく、当レースの
ポイントを記します。
【ポイント1】基本的には「古馬の穴馬」を狙いたいレース |
→近10年の馬齢別の
成績を診てください。
3歳 複勝率23% 2.4.2.27
4歳 複勝率24% 6.3.7.50
5歳 複勝率 9% 2.2.1.48
6歳上 複勝率 5% 0.1.0.18
このように、数字上は
3歳・4歳ほぼ互角です。
しかし…
3歳馬、古馬のどちらが
穴を多いか?の視点で
診ると、話は変わります。
近10年の当レースで
馬券圏に好走した
3歳8頭と、古馬22頭の
人気順内訳を診てください。
★「3歳馬」の馬券圏好走馬(8頭)
1・2番人気 4頭
3・4番人気 1頭
5番人気以下 3頭
★「古馬」の馬券圏好走馬(22頭)
1・2番人気 5頭
3・4番人気 5頭
5番人気以下 12頭
このように、3歳馬は
馬券圏に好走した馬の
多くが「上位人気」。
しかし古馬は逆です。
「5番人気以下」の
穴馬の好走が多い。
半数以上の12頭です。
つまり…
「エリザベス女王杯で
妙味を連れてくる馬の
多くが古馬」なのです。
エリザベス女王杯に
出てくる3歳馬=直前の
クラシックでの好走馬が
多いため、どうしても
過剰人気になりがち。
逆に古馬は、直前の
前哨戦を叩き台モードで
平気で負けてくる事も
多いですし、もともと
古馬牝馬はマンネリ感も
漂いますから、実力ほど
馬券が売れません。
その結果、
3歳の馬券は売れ、
古馬には妙味が出るのです。
しかし、3歳馬=その
人気ほど走れていない。
逆に古馬牝馬は人気が
低いワリに走ります。
エリザベス女王杯は
3歳・古馬のどちらが
強いレースか?よりも
どちらが買い得か?の
観点から診たほうが
いいレースと言えます。
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【ポイント2】昨年ワンツースリー3頭の「共通項」 |
→昨年の当レースは
10・7・9番人気の3頭が
ワンツースリーをキメて
大波乱。
じつは、この3頭には
共通項がありました。
それは、阪神の
芝内回りの2000mが
舞台の重賞または
リステッド競走で、
最速上がりクラスの
早い上がり脚を出して
「差して」好走した
履歴を持っていた、と
いう点です。
1着アカイイト
→20年忘れな草賞で差して4着(準・最速上がり)
2着ステラリア
→21年忘れな草賞で差して1着(最速上がり)
3着クラヴェル
→21年マーメイドSで差して2着(最速上がり)
阪神施行のエ女王杯と、
マーメイドSや
忘れな草賞は類似舞台戦。
そんな(メンバーの
レベルもソコソコ揃う)
阪神内回り重賞級レースで
特に「差して」好結果を
出してきた馬が時を経て、
阪神施行のエ女王杯でも
快走した…というコト。
一昨年の阪神施行時の
1・3着馬も当内容の
該当馬でしたから、
今年も「該当馬」は
要マークなのかも
しれません。
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【ポイント3】前走着順がすごく大切? |
→近10年の当レースで
前走8着以下だった馬は
なんと(0.0.0.39)。
さすがは「格より調子」の
牝馬。近況不調馬が急に
巻き返すのはほぼ無理筋、
というワケです。
前項【ポイント4】で、
前走府中牝馬Sを負けて
きた古馬を狙える一戦と、
記しましたが、そこで
8着以下だった馬では
さすがに厳しいという
コトになります。
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