「有馬記念」の
穴馬探しをお届けします。
有馬記念は
12月25日(日)に
行われるグランプリ。
今年はクリスマスの
グランプリレースです。
早速、有馬記念の
今年のポイントを
お伝えしましょう。
【ポイント1】菊 vs 凱旋門 |
→近10年の前走別・
成績を診てください。
ジャパンC 複勝率16% 2.2.5.47
エリザベス女王杯 複勝率10% 0.2.0.18
アルゼンチン共和 複勝率17% 1.0.0.5
その他のG2 複勝率 9% 0.2.0.20
菊花賞 複勝率46% 3.1.2.7
凱旋門賞 複勝率57% 1.1.2.3
その他の海外G1 複勝率50% 1.0.0.1
G3+非重賞 複勝率 0% 0.0.0.12
このように、近年の
有馬記念は基本的に
「菊花賞を使ってきた
3歳馬 vs 凱旋門賞を
使ってきた馬」の構図。
両者あわせた成績は
20頭(4.2.4.10)で
複勝率50%。つまり
この組の2頭に1頭が
馬券に絡んでいます。
かなりの良績。
逆にジャパンC・
エリザベス女王杯を
使ってきた馬が不振。
ジャパンCや
エ女王杯といったG1を
いったん秋の大目標と
してきた馬にとって、
そこからあまり間隔が
なく有馬へ続戦すると
さすがに厳しいのかも
しれません。
間隔が空いている
菊花賞組&凱旋門賞組の
アベレージが良いコトも、
その証と言えましょう。
特に近年、
ジャパンC組が低調で
ここ4年(0.0.1.18)と
厳しくなっています。
該当馬はこちらから
【ポイント2】ディープ産駒&キンカメ産駒が苦しい |
→サラキアのような
例外馬はいますが、
基本的に有馬記念は
種牡馬界の両巨頭=
ディープ産駒と
キンカメ産駒の成績が
あまり走ってくれない
G1です。
近10年の、両産駒の
当レースでの成績は
下記のとおり。
ディープ産駒 複勝率18% 2.1.2.23
キンカメ産駒 複勝率16% 0.2.1.16
トータル成績の良さを
考えると、上記の
複勝率は意外すぎる
低率と言えましょう。
王道種牡馬がもたらす
王道的地力、瞬発力、
軽いスピードがあまり
役に立たないレース…
ということなのかも
しれません。
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【ポイント3】ある条件を満たす3歳馬に要注目? |
→近10年の馬齢別・
成績は下記のとおり。
6歳超の連対が
1度もありません。
3歳 複勝率33% 4.2.2.16
4歳 複勝率18% 2.5.1.36
5歳 複勝率22% 4.3.6.45
6歳超 複勝率 3% 0.0.1.33
さすがに、ここまで
極端なG1レースも
ちょっと珍しい印象。
6歳といっても、
あと数日すると7歳。
さすがにこの時期まで
押し詰まると、そんな
高齢馬では厳しい…と
いうことなのでしょう。
ですので、たとえば
馬連を買うとしても
現実的に狙えるのは
5歳馬まで、という
ことになります。
特に要注目は3歳馬。
24頭(4.2.2.16)、
複勝率33%でも
じゅうぶん良績ですが、
24頭を下記のように
分けるとさらに傾向が
顕著です。
前走で…
G1に出走 複勝率47% 4.2.2.9
G1以外に出走 複勝率 0% 0.0.0.7
よって、前走で
G1に出走した3歳馬は
押さえてえておきたい
ところです。
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【ポイント4】中山・阪神内回りのG1・G2での連対実績が欲しい(2500m以下) |
→近6年の有馬記念で
馬券圏に好走した
18頭のうち13頭が
その時点ですでに、
「中山・阪神内回りの
芝2500m以下のG1・
G2重賞」で馬券圏に
好走した実績を
持っていた馬でした。
★印の馬が
「該当馬」になります。
16年1着 サトノダイヤモンド
16年2着 キタサンブラック ★
16年3着 ゴールドアクター ★
17年1着 キタサンブラック ★
17年2着 クイーンズリング ★
17年3着 シュヴァルグラン
18年1着 ブラストワンピース
18年2着 レイデオロ ★
18年3着 シュヴァルグラン ★
19年1着 リスグラシュ- ★
19年2着 サートゥルナ-リア★
19年3着 ワールドプレミア
20年1着 クロノジェネシス ★
20年2着 サラキア ★
20年3着 フィエールマン ★
21年1着 エフフォーリア ★
21年2着 ディープボンド
21年3着 クロノジェネシス ★
このように18頭中、
じつに13頭が「該当」。
近年の有馬記念では
当該コースの中山、
または坂やトラックの
形態が中山と似ている
阪神内回りコースでの
「極端な長距離戦では
ないG1G2レース」で
好走実績のある馬…
いわば適性と実績を
ともに備えている馬が
数多く好走している、
というコトなのです。
一昨年のヒモ穴馬・
サラキアも、当条件を
満たしていました。
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