「ホープフルS」の
穴馬探しをお届けします。
今年もまた、
有馬記念後に
G1レースがあります。
ホープフルSは
12月28日（水）に
中山芝2000mで
行われる2歳のG1。
早速、ホープフルSの
ポイントを幾つか
お伝えしましょう。
なお、当レースは
大人の事情でG1に
昇格して今年で6年目。
G2時代とはレースの
格も性質も異なるため
G2時代のレース結果は
参考にできません。
そこで今回は
G1に昇格した近5年の
結果「のみ」を参考に
して、お伝えします。
【ポイント1】今回は1戦1勝馬が苦しい？ |
→2歳G1レースで
今季は1戦1勝馬の
活躍が顕著ですが
このホープフルSでは
1戦1勝馬が苦しんで
います。
G1格上げ後、近5年の
それまでの勝利数別・
成績を診てください。
これほどの成績差が
存在しています。
2勝以上 複勝率43％ 4.5.4.17
1勝以下 複勝率 5％ 1.0.1.41
該当馬はこちらから
【ポイント2】G1格上げ後、急に関西馬の活躍が増えた |
→G1格上げによる
「最大の変化」は
おそらくコレです。
G1格上げ前、
2009年～2016年の
東西所属別・成績を診て
ください。このように
地元・関東馬がリード。
関西馬 3.1.2.28 複勝率18％
関東馬 5.7.6.61 複勝率23％
次に、G1格上げ後の
近5年の東西所属別・
成績を診てください。
関西馬 5.4.2.32 複勝率26％
関東馬 0.1.3.26 複勝率13％
一目瞭然。一気に
形成が逆転して
関西馬優勢です。
ほぼダブルスコア。
ホープフルSは
G1格上げ後、東西の
力関係が逆転した
レースなのです。
G1格上げ前は
地元の関東馬による
「弥生賞・皐月賞への
トライアル戦」的な
様相。そして関東馬が
結果も出していました。
しかし、賞金も格も
上がれば現実志向の
関西馬のヤル気は
変わってきます（笑）。
「弱い関東馬」も
多く走る高額賞金戦と
化したG1を関西馬は
見逃してくれません。
関西馬にとっては
「絶好の草刈り場」。
東へ遠征する手間を
使ってでも遠征の
価値アリ、という
ことなのでしょう。
さらに関西馬の場合、
地元阪神で同じG1の
朝日杯FSを見送って
あえて中山に運んで
くるワケですから、
関東馬と比較して
「中山芝2000mに
適性が高そうな馬」が
多く出走している点も
大きいと思います。
ともあれ、まずは
関西馬の全体評価を
少し上げたうえで
考えたいレースと
言えます。
該当馬はこちらから
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