『マーチSの穴馬探し』 

PART1 —————————————-

「マーチS」
穴馬探しをお届けします。

マーチSは
3月28日(日)に
中山で行われる
ダートG3重賞です。

さっそく当レースの
ポイントをお伝えします。

【ポイント1】
ハンデ重賞だが軽ハンデ馬が不振

→このマーチSは
ハンデ戦ですが
軽ハンデ馬が不振です。

近10年(阪神施行の
2011年除く)出走馬の
ハンデ別の成績を診て
ください。

54キロ以下 複勝率 9% 1.1.1.32
55キロ   複勝率24% 2.3.3.26
56キロ   複勝率20% 2.2.4.32  56.5キロ含む
57キロ   複勝率18% 3.3.1.32  57.5キロ含む
58キロ超  複勝率36% 2.1.1.7

このように
54キロ以下の軽ハンデ馬が
かなり成績低調。逆に最も
好成績なのが58キロ超。

つまりハンデが重いほど
好走確率が高く、軽いほど
好走確率が低いという事に
なります。

ハンデ重賞なのに…と
いう感じですが、要は
「軽くないハンデを
背負う実力上位馬」
が、
けっこう好走していると
いうコト。

とはいえ当レースは
穴馬の台頭が多めですから
「軽くないハンデを背負って
不当に人気を下げている
実力上位馬」
が狙い目、と
いうことになるワケです。

【ポイント2】
距離延長馬が不振

→近10年(阪神で行われた
2011年は除く)出走馬の
前走からの距離短縮・
延長別成績を診てください。

前走から距離延長 複勝率15% 2.1.1.23
そのほか     複勝率20% 8.9.9.105

このように、前走から
距離延長してきた馬の
複勝率がやや低調です。
実際に馬券にも4頭しか
絡んでいません。

【ポイント3】
前走の格・質がポイント?

→近10年の、前走別の
成績を診てください。

中央のG1  複勝率25% 2.0.1.9
中央G2G3 複勝率 9% 1.1.0.21
仁川S    複勝率36% 1.1.3.9
中央オープン 複勝率17% 3.6.2.52 ※仁川S除く
地方のレース 複勝率17% 2.0.2.19
準オープン  複勝率18% 1.1.2.18

このように、前走で
仁川Sを使ってきた馬が
かなり好調。

仁川S=阪神で行われる
2000mのオープン特別。
距離が長めでスタミナも
ソコソコ必要なうえに
メンバーレベルも高め。
しかもマーチSを目標に
仁川Sをひと叩きしてくる
馬も少なくありません。
当レースへの「直結性」が
高くなる要素がたしかに
揃うレースと言えます。

逆に、前走で中央の
「G1以外」の重賞を
使ってきた馬が不振です。
マーチSと同じような
レベルの重賞をダラダラと
転戦してきたような馬では、
(今回が目標レースという
馬が少ない事もあるのか)
不振です。

【ポイント4】
デピュティミニスターの血に注目

→近8年で、母父が
デピュティミニスター系の
馬が(1.1.2.4)と大健闘。
複勝率50%です。
一昨年にサトノティターンが
8番人気で快勝、3年前に
5番人気クインズサターンが
2着に走っています。

【ポイント5】
最内枠の馬が大苦戦中

→近10年で1番枠の馬が
連対ナシの(0.0.2.8)。
内枠で揉まれて苦しむ
ケースが意外に多めです。

以上5点を鑑みたうえで
今年の推奨馬をPART2で
会員様にお伝えします。

PART2・穴馬結論編に続きます。