「根岸S」の 穴馬探し
「根岸S」の
穴馬探しを
お届けします。
関東地区の開催は
次週末から
東京に移ります。
フェブラリーSまで
4週間の短期開催。
根岸Sは
1月29日(日)に
東京ダート1400mで
行われるダート重賞。
2月19日のダートG1、
フェブラリーSの
前哨戦です。
早速、根岸Sの
ポイントを幾つか
お伝えしましょう。
【ポイント1】とにかく距離短縮組が圧倒的に強い
→根岸Sは、前走から
距離短縮してきた馬の
成績が非常に良好です。
近10年の
前走距離別・全成績を
診てください。
前走1200m 複勝率11% 2.2.1.41
前走1400m 複勝率16% 2.5.4.57
前走1500m超 複勝率33% 6.3.5.28
このように、
前走の距離が
長かった馬ほど
キレイに好成績。
根岸Sはテンから速く
流れるタフな質の
レースですから
前走で長めの距離を
走ってきたような、
一定のスタミナ量を
備えている馬のほうに
利が働いているのかも
しれません。
【ポイント2】近走で「差して好走」した馬を狙うべき
→近5年の当レースで
馬券圏に好走した
全15頭のうち9頭が
4角「8番手」より
後ろの位置から
差してきた馬でした。
しかも、
その「差して好走した
9頭」は下記のように
すべて、直近2走の
どちらかで4角9番手より
後ろから差して掲示板に
走った馬だったのです。
◆近5年の根岸Sで
「差して好走した9頭」の、
前走or前々走での
差し好走実績
18年 1着 ノンコノユメ 前々走/4角10番手4着
18年 2着 サンライズノヴァ 前走/3角11番手マクリ2着
18年 3着 カフジテイク 前々走/4角16番手5着
19年 3着 クインズサターン 前走/4角11番手3着
20年 1着 モズアスコット 前々走/4角09番手3着
20年 3着 スマートアヴァロン 前走/4角11番手2着
21年 1着 レッドルゼル 前走/4角10番手1着
21年 2着 ワンダーリーデル 前走/4角11番手4着
22年 3着 タガノビューティー 前走/4角09番手3着
つまり根岸Sは
近2走のどちらかで
「4角9番手より
後ろの位置から差して
好走した」履歴がの
有無のチェック作業が
とても有用というコト。
「ダート1200mが
ベスト」の馬も集う
東京ダート1400mで
行われる唯一の
重賞レースですから、
テンからどうしても
速く流れます。つまり
差し追込組の末脚が
届きやすい流れになる
年が多いため当傾向が
現れているのでしょう。
ですので当レースで
「逃げた馬」は当然不振。
近10年(0.0.0.10)と
全滅です。
【ポイント3】速すぎる調教タイムにご用心?
→近5年の出走全馬の
「最終調教での
4ハロン時計」別の
成績を診てください。
51.9秒以下 複勝率13% 0.1.1.14
52秒台 複勝率18% 2.1.0.14
53秒台 複勝率25% 1.2.2.15
54秒台以上 複勝率21% 2.1.2.19
珍現象?必然の現象?
上記のように時計が
51.9秒よりも速かった
「すごく速い時計の
最終調教を敢行した」
馬が、複勝率比較で
なんとワーストです。
最終調教での
時計の「速さ」が何の
役にも立っていないと
言えますし、速い時計で
追い切った「疲れ」が
実戦で響きやすいレースと
いうコトかもしれません。
しかも51.9秒以下の
好走2頭は共に人気馬。
調教の「時計評価」で
穴は見つけられない
一戦とも言えましょう。