高松宮記念の穴馬探し

「高松宮記念」の
穴馬探しをお届けします。

春のG1シーズンが、
いよいよ本格的に
スタートします。

高松宮記念は
3月28日(日)に
中京芝1200mで行われる
春の短距離王決定戦。

さっそく当レースの
ポイントをお伝えします。

なお当レースは
2012年から、中京の
「新コース(坂あり)」で
行われています。

2011年以前の
当レースのデータは
参考になりませんので、
当欄でお示しするデータは
すべて2012年以降、
近9年のものとなります。

 

【ポイント1】年明け初戦馬は勝てない

→近9年の勝ち馬9頭は
すべて、前走が
その年のレースでした。
つまり、高松宮記念が
年明け初戦だった馬は
勝っていないという事。

今年は、前走で年末の
香港スプリントを勝った
ダノンスマッシュらが
このジンクスに挑みます。

ちなみに、2着には
1頭だけ年明け初戦馬が
来ています。昨年2着の
グランアレグリアです。
年末の阪神Cからの参戦。

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【ポイント2】「ダート馬」がしばしば激走するレース

→近9年の(外国馬を除く)
馬券圏好走馬26頭中8頭が、
高松宮記念の前までに
「ダート1600m以下」で
好走した事がある馬でした。

12年1着 カレンチャン  2番人気 1.1.0.0
14年2着 ストレイトガ  8番人気 7.6.3.10
17年1着 セイウンコウ  5番人気 1.3.0.0
17年2着 レッツゴード  2番人気 0.1.0.0
17年3着 レッドファル  1番人気 4.1.1.3
18年3着 ナックビーナ  10番人気 1.2.0.1
19年1着 ミスターメロ  3番人気 2.2.0.0
19年2着 セイウンコウ  12番人気 1.3.0.0

いちばん右の度数は、
高松宮記念を迎えるまでの
ダート1600m以下での
成績です。

芝のG1レースとしては、
かなり珍しい現象と
いえるでしょう。18年は
該当馬のナックビーナスが
3着穴を提供し、一昨年も
該当馬のワンツーでした。

2012年に新装された
中京コース=急坂が
直前の「前半」部分に
設けられ、馬力&地力が
かなり求められるように
なりました。

馬場も2012年以降は
タフな構造になりましたし
しかもこのレースは常に
前傾ラップとなるため、
レース質はかなり厳しい。

よって、ラップ的にも
レースの中身的にも
「ダートの短距離戦で
好走してきた」ほどの
タフな資質を持つ
タフなダート実績馬が
結果を出している…と
いうコトなのでしょう。

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【ポイント3】穴はミスプロから

→上記【ポイント4】の
観点から考えれば勿論、
ダート色が強い血統の
馬もマークが必要です。
そこで、ミスプロ系の
出番という事になります。

近9年の好走馬27頭の
父系を診てください。
☆=父ミスプロ系ですが
半数近い12頭を占めて
います。特に近4年では
12頭中8頭が該当馬。

12年1着馬   2番人気
12年2着馬   3番人気
12年3着馬 ☆ 1番人気
13年1着馬 ☆ 1番人気
13年2着馬   2番人気
13年3着馬 ☆ 10番人気
14年1着馬   3番人気
14年2着馬   8番人気
14年3着馬   1番人気
15年1着馬   4番人気
15年2着馬 ☆ 6番人気
15年3着馬   3番人気
16年1着馬   1番人気
16年2着馬   2番人気
16年3着馬   3番人気
17年1着馬 ☆ 5番人気
17年2着馬 ☆ 2番人気
17年3着馬 ☆ 1番人気
18年1着馬 ☆ 2番人気
18年2着馬 ☆ 3番人気
18年3着馬   10番人気
19年1着馬   3番人気
19年2着馬 ☆ 12番人気
19年3着馬   17番人気
20年1着馬 ☆ 9番人気
20年2着馬   2番人気
20年3着馬 ☆ 4番人気

ちなみに、
ミスプロ系の中で
父キングマンボ系は
(1.2.2.11)複勝率31%、
父エンドスウィ-プ系は
(2.2.2.9)複勝率40%。

ですから☆印が付いた
「好走馬」12頭のうち
11頭はキングマンボ系or
エンドスウィ-プ系と
いうことになるワケです。

しかも、4番人気以下で
好走した10頭中6頭が
父ミスプロ馬。昨年に
9番人気で勝った穴馬・
モズスーパーフレアも
父ミスプロ系でした。
穴探しにも有用な筋と
言えましょう。

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