パラダイスSの穴馬探し

「パラダイスS」の穴馬探しをお届けします。

次週末の中央競馬は宝塚記念ウィーク。
平地重賞はその宝塚記念1クラしか行われません。

 

そこで今週は日曜の東京メーン、パラダイスSの展望もお伝えします。
さっそく、パラダイスSのポイントをお伝えします。

 

【ポイント1】枠傾向に異変アリ

→早速、下記データを診てください。

1枠 複勝率11% 1.2.1.34
2枠 複勝率15% 1.3.2.34
3枠 複勝率12% 1.1.3.36
4枠 複勝率20% 0.3.5.33
5枠 複勝率20% 4.2.3.35
6枠 複勝率27% 4.4.4.32
7枠 複勝率15% 4.4.0.45
8枠 複勝率31% 8.4.5.38

これは、今開催の今開催の東京芝1400mの「枠別」成績です。
(先々週終了時)

 

いつも当欄で記しているように、この東京芝1400mは馬場状況に関係なく
常に「内枠有利」がお約束の距離条件。

 

しかし。
今開催はビックリの状況が発生しています。

 

上記のように成績がハッキリと「内枠<外枠」となっているのです。

 

なにせ5~8枠が20勝、1~4枠が3勝です。
これほど極端な結果は記憶にありません。

 

それほど、今開催の東京の芝は「内々が利となっていない」
特殊な状況と言えます。

 

先週からDコースに替わりました。
土曜の12Rだけは内枠ワンツーでしたが他4クラはすべて8枠の勝利。2着馬もすべて中外枠でした。傾向は変わっていません。

 

【ポイント2】「逃げた馬」がよく粘っているレース

→下記のように近8年で(2.1.1.4)と堅調です。

13年 10着 サザンスターディ
14年 12着 タイキパーシヴァル
15年 3着 ミナレット
16年 12着 ゼウス
17年 1着 ウインガニオン
18年 1着 ショウナンアンセム
19年 2着 ツーエムマイスター
20年 6着 グランドロア

※2013年から 当時期の施行となっています

この時期の東京の芝は荒れ芝と化しているコトが多いですから普通なら「外差し」が効きそうに思いますが、当レースに関してはたとえ荒れ芝でも、前に行った馬も後ろの馬も同じような脚色になることが多く、結果的に差しが届かず逃げた馬の粘込みが効いています。

 

【ポイント3】関西馬が不振

→近8年の東西所属別・成績を診てください。
関西馬が不振です。

関東馬 複勝率29% 7.5.6.44
関西馬 複勝率15% 1.3.2.34

いつも、関西馬が大挙出走してくるレースですが、このように相当な不振。

 

たとえば阪急杯や阪神カップなど「関西で行われる芝1400m重賞」でも関東馬がアウェ-ながらけっこう走るように芝1400m=関東馬が関西馬と互角に伍せる距離条件なのですが、当レースに関してもそんな傾向が如実に現れているという事。

 

このレースに限れば「関西馬というだけでプラス評価」の必要は特に無いでしょう。

13年 10着 サザンスターディ
14年 12着 タイキパーシヴァル
15年 3着 ミナレット
16年 12着 ゼウス
17年 1着 ウインガニオン
18年 1着 ショウナンアンセム
19年 2着 ツーエムマイスター
20年 6着 グランドロア

 

【ポイント4】今開催の種牡馬傾向は

→今開催の東京芝1400mの「種牡馬別」成績を診てください。

※先週終了時、
出走数8以上の種牡馬のみ

エピァネイア    複勝率50% 0.3.1.4
モ-リス      複勝率50% 2.1.1.4
ディープインパクト 複勝率45% 1.3.1.6
ストロングリターン 複勝率38% 0.3.0.5
リオンディーズ   複勝率33% 2.0.1.6
ロードカナロア   複勝率30% 4.1.2.16
アドマイヤムーン  複勝率25% 1.0.1.6
エイシンフラッシュ 複勝率18% 1.1.0.9
キンシャサノキセキ 複勝率13% 0.1.1.14
ダイワメジャー   複勝率10% 0.1.0.9
スクリーンヒーロー 複勝率10% 1.0.0.9
マツリダゴッホ   複勝率 0% 0.0.0.8
ル-ラ-シップ   複勝率 0% 0.0.0.8
ジョ-カプチーノ  複勝率 0% 0.0.0.8

注目点はダイワメジャー、キンシャサノキセキ、マツリダゴッホ、ル-ラ-シップの産駒らが不振な点。

 

というのも、それら種牡馬の産駒は逃げ先行型がかなり多いですが、そんな産駒の利が活かせない今の馬場状態、という事だろうと診ています。

 

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