AJCCの穴馬探し

「AJCC」の
穴馬探しをお届けします。

AJCCは
1月23日(日)に
中山芝2200mで行われる
伝統のG2重賞です。

早速、AJCCで
大切なポイントを
お伝えしましょう。

【ポイント1】明け4歳馬がよく好走するが「妙味ナシ」

→近10年の馬齢別の
成績を診てください。

4歳  複勝率45% 2.5.3.12
5歳  複勝率31% 4.1.4.20
6歳  複勝率18% 3.1.2.27
7歳超 複勝率 9% 1.3.1.51

このように
4歳馬のアベレージが
少し抜けています。
勝ち切らなくとも、
馬券圏を確保する率が
非常に高め。昨年も
4歳のワンツーでした。

しかし「穴」の観点で
見ると、逆に5歳以上の
馬に注目するほうが
ベター。

というのも、4歳馬は
「上位人気馬」しか
好走していないのです。

近10年の当レースで
馬券圏内に好走した
4歳馬10頭の「人気順」を
診てください。このように
上位人気馬ばかりです。

1~3番人気  8頭
4・5番人気  1頭
6番人気以下  1頭

逆に、5歳以上の
近10年好走馬20頭の
「人気順」は、この
ように穴馬が多め。

1~3番人気  8頭
4・5番人気  5頭
6番人気以下  7頭

つまりAJCCでは
フレッシュ感の強い
明け4歳馬に過剰に
票が入る傾向があり、
妙味はむしろ5歳以上の
馬が連れてきている、
というコト。

穴狙いされる方は、
この点を頭の片隅に
入れたいところです。

 

【ポイント2】牝馬は苦しい

→タフな当レースらしく
牝馬は苦戦傾向。
近10年の通算で
(0.0.0.7)です。

 

【ポイント3】最終調教の「コース」に注目

→近5年の出走全馬の
最終調教における
コース別・成績を
診てください。

ウッド 複率28% 4.4.4.31
坂路  複率 9% 1.1.0.20
(ポリ 0.0.1.0)

このように坂路組が
大苦戦しています。
昨年も坂路組は全滅。
ウッド→ウッド→ポリの
ワンツースリーでした。

スタミナ・パワー・
スピードの総合力が
問われるタフな舞台・
中山芝2200mでの
重賞レースですから、
調教的にもトラックで
追われた馬のほうに
分がある、というコト。

またこの時期ですから
坂路追いではなかなか
絞れず、長めの距離を
走る当レースでは
その点が響いている
可能性もあるでしょう。

ともあれ、ここまで
極端な坂路組劣勢の
傾向が出ていますので、
今年も留意します。