函館スプリントSの穴馬探し

「函館スプリントS」の穴馬探しをお届けします。
次週から、いよいよ夏の北海道シリーズが開幕。

今年は東京五輪のマラソン・競歩が札幌市で行われる関係で、札幌3週→函館6週→
札幌4週の、計13週の日程で行われます。

 

函館スプリントSは6月13日に行われる短距離重賞。
今年の舞台は札幌です。

 

さっそく、当レースの
ポイントをお伝えします。

 

【ポイント1】「近況不振馬」がよく復活するレースだが年は札幌施行で…

→近10年の当レースで好走した30頭のうち、前走「2ケタ着順」に大敗していた馬が12頭も占めます。明らかに他のレースよりも多め。

 

洋芝、函館滞在など前走までと「条件」がガラッと変わるため適性が高い馬の一変がよく起こるレース、ということなのでしょう。

 

ただ、今年は函館でなく札幌で行われます。

 

普段の年は、ほぼ全馬が函館滞在で出走します。
主に気性面などでその「恩恵」を大きく受け、レースで一変する馬が毎年のように現れます。

 

しかし、今年は札幌での施行。函館からの輸送馬、札幌滞在馬が混じったメンバーになりますからその点も踏まえたうえで出走馬ごとに、滞在の恩恵の有無等チェックを施したいところです。

 

◆今年は札幌開催から スタートする変則日程ですが、
「ウラ函」= トレセン機能としての 函館競馬場は、すでに 例年通り稼動しています

 

 

【ポイント2】前走「○○出走」馬が不振のレース

→近10年「前走格」別の成績は下記のとおり。

 

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G1 複勝率31% 4.3.5.27
G2 複勝率33% 3.0.1.8
○○複勝率 8% 0.1.0.11
OP 複勝率15% 2.5.2.52
条件 複勝率31% 1.1.2.9

 

前走「○○出走」馬の不振が目立ちます。
今年はこの組が人気を集めそうな状況ですが、果たしてどうでしょうか。

当ポイントも施行場に関連性が薄いと診て、あえて掲載しました。

 

 

【ポイント3】とにかく3・4歳がものすごく強い

→近10年の馬齢別の戦績を診てください。

 

3歳  複勝率37% 2.3.2.12
4歳  複勝率43% 2.3.4.12
5歳  複勝率17% 4.1.2.35
6歳上 複勝率13% 2.3.2.48

説明の要は無いでしょう。3・4歳が圧倒的に強い。

 

「出走数」は5歳以上の馬が断然多いのですが、少数精鋭で臨んでくる若い馬が毎年のように結果を出している、といえます。

 

なお今年は札幌での施行ですが当ポイントは施行場に関連性が薄いと診ますのであえて掲載しました。

 

【ポイント4】距離短縮馬がやたら強いレース

→近10年の前走距離別の戦績を診てください。

前走から距離延長 複勝率15% 1.1.0.11
前走と同距離   複勝率16% 3.5.3.56
前走から距離短縮 複勝率30% 6.4.7.40

これも、改めての説明の要は無いでしょう。
距離短縮馬が断然強い。

 

距離分以上のスタミナが活きやすいのが洋芝のスプリント戦だから、という見方もできますし、マイル路線からこの時期にローカルの短距離路線に転じてくるとそもそものレベル的に優位にたてる面もあるのでしょう。

 

当ポイントも、今年も洋芝場で行われる点から、今年も引き続き要チェック、と診て掲載しました。

 

【ポイント5】今年も前有利か?

→例年は「逃げた馬」がかなり強い当レース。
近10年(2.2.1.5)です。

 

ただ、今年は舞台が札幌に替わります。

 

札幌に替わると当傾向はどうなるのか?

そこで、昨夏の札幌の「開幕週」に行われた芝1200m戦の好走馬の脚質を診ておきます。

 

逃げ 複勝率80% 0.3.1.1
先行 複勝率32% 4.0.2.13
差し 複勝率19% 1.2.2.21
追込 複勝率 0% 0.0.0.6

 

このように、昨夏の札幌の「開幕週」の芝1200m戦では断然、前有利の傾向でした。

 

「逃げた馬」がほぼ馬券に絡み、勝ち馬はすべて4角で前から6番手以内の好位にいた馬でした。

 

土曜のレース傾向はまず診たいところですが当項目の内容も頭に入れておきたいところです。